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  • 【まだ間に合う!!】賞金400万円超えのAI映像コンテストに投稿してみた #projectOdyssey

    【まだ間に合う!!】賞金400万円超えのAI映像コンテストに投稿してみた #projectOdyssey

    こんにちは!AIクリエイターの ぽんず(@ponzponz15)です。

    AICU media編集部さんに教わったのですが、実はいま世界では、賞金総額28,000ドル(約437万円!)もかけて行われているAI映像制作コンテスト「PROJECT ODYSSEY(プロジェクト・オデッセイ)」が開催されているので投稿した実録です。みなさんも投稿頑張ってみてください!

    https://www.projectodyssey.ai

    参考記事:国際AI映像制作コンペ「オデッセイ」開催 #projectodyssey

    https://note.com/aicu/n/n53b3aab4879b

    CivitaiThinkDiffusionElevenLabsRealdreamsといった、AI業界の人なら誰でも知ってるような企業が主催している、まさに世界規模のコンテスト。

    作品提出締め切りは 2024年7月17日 PM3:59 (July 16th at 11:59PM PT)とあります。まだ間に合います。

    それでは「PROJECT ODYSSEY(プロジェクト・オデッセイ)」に応募していきましょう。自分は投稿が終わったので、これから一人でも多くの方に知ってもらおうと思い、この記事を作成しました。

    私自身、使用したことのないサイト(CivitAI)だったので応募に少し苦労しました。皆様がアカウント登録から応募までスムーズに進めるように画像付きで解説しましたので、ぜひ最後まで読んでみてください。

    世界のAI映像界を牽引する企業が注目!

    まず、「PROJECT ODYSSEY」ですが、AI映像業界を牽引するmorph、F3F、LensGo、DomoAI、DeepMakeなど、そうそうたる企業が協賛しています。

    3Dアニメーション、ミュージックビデオ、技術紹介などAIを使った映像表現の可能性を追求する作品を募集中です。

    コンテストの詳細はこちら
    公式X(Twitter)アカウント

    私も滑り込みで応募しました

    以前、AICU様の記事でご紹介した「アルパカおにぎり」の動画を応募しました。SNSを見ていてもこういった不思議な表現はあまり見かけなかったので、もしかしたらチャンスがあるかも?作品の詳細はこちらの記事をご覧ください!

    https://note.com/embed/notes/n7ebe0ac1afb3

    一般の投票期間もありますので、よければ応援よろしくお願いします。

    【簡単】「PROJECT ODYSSEY」応募方法解説

    1. アカウント登録

    まずは「PROJECT ODYSSEY」の公式ウェブサイトにアクセスして、アカウントを作成しましょう。 https://www.projectodyssey.ai/

    画面右上の”Sign Up”ボタンをクリックし、必要情報を入力して登録を進めてください。

    メールアドレスや主要なSNSリンクなどを入力します。その後、上記のHow to Submitから応募に入ります。

    Go to Collectionを選択すると Project Odysseyのページへ移動します。

    こちらの画面、右上の➕ボタンを押して 応募を開始しましょう。

    2. 作品をアップロード

    アカウント登録が完了したら、いよいよ作品のアップロードです。

    “作品をアップロード”ボタンをクリックし、アップロード。さらに以下の情報を入力します。

    作品情報に加えて、いくつかの情報を記入する必要があります。

    • タイトル
    • 説明文
    • 使用したAIツール
    • タグ
    • カテゴリー選択

    これらの質問への回答は、審査員が作品を評価する上で重要な参考資料となります。

    3. 公開

    すべての入力が終わったら、内容を確認し、右上の”submit”ボタンをクリック!

    こちらの画面が出れば応募完了です。

    私も応募したよ! 一緒にAI映像コンテストで世界に飛び出そう

    Project Odyssey AI Film Competitionの締め切りは7月17日午後3時59分(日本時間)となります。
    賞金総額28,000ドル(約437万円!)、応募すれば可能性はあります!

    AIを活用した映像制作は、日進月歩で進化を続けています。
    このコンテストは、作り手にとって自身の作品を世界に発信し、評価を受ける貴重な機会になります。
    この経験が、これからの創作活動の糧になると感じています。

    そして、この記事を読んでいるあなたも、ぜひ「Project Odyssey」に挑戦してみてください!応募するだけでドキドキします。


    締め切りが迫っているので、少しでも気になった方は、ぜひ応募ページを見てみてくださいね!

    https://www.projectodyssey.ai

    みんなでAI映像制作の世界を盛り上げていきましょう!

    生成AIクリエイティブのご相談は AICU Visual Communication事業部までどうぞ

    https://corp.aicu.ai/visual

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  • 「おにぎり×アルパカ×AI」奇跡の組み合わせが生んだ革命的CMのメイキングを大公開

    「おにぎり×アルパカ×AI」奇跡の組み合わせが生んだ革命的CMのメイキングを大公開

    はじめまして、AIクリエイターの ぽんず(@ponzponz15)です。

    このたび、AICU mediaの依頼で、こちらの作品「アルパカおにぎり 水谷園」のCM動画のメイキングを紹介します。

    ▶︎動画生成Runwayより「Gen-3 Alpha」リリース!月額15ドルで試用してみた

    使用ツールと各工程

    まず、大まかな流れとしては

    (1) プリプロセス アルパカおにぎり誕生秘話

    (2) MidJourneyを使ったキービジュアルの作成

    (3) SunoAI による楽曲制作

    (4) Runway Gen-3 Alpha と Pika による動画カットの作成

    (5) 編集作業:AI動画のランダム性を活かす

    という流れになります。

    総制作時間は1時間ぐらいです。

    早速はじめていきましょう。

    (1) プリプロセス:AI動画制作 アルパカおにぎりの誕生秘話

    今回の動画制作は、おにぎり劇場さんの「アルパカができるまで」という動画を見かけたことがきっかけでした。

    おにぎり劇場さんによるメイキング

    可愛らしいアルパカ姿のおにぎりが作られていく様子を見て、

    「この素敵なコンセプトをAI動画で再現し音楽とナレーションを加えれば、CM風メイキング動画が作れるのでは?」

    と思ったのがきっかけでした。

    Googleで「アルパカおにぎり」を検索してみると・・・

    日本ハムさんによるレシピ

    Cookpadでの「キャラ弁」

    https://cookpad.com/recipe/3430176

    https://cookpad.com/recipe/1793144

    実際に人気のレシピとして存在するようです。

    このような「知られざる人気」をすばやくとらえて「AIでしかできない、不可能な絵作り」を可能にしていきます。

    (2) MidJourneyを使ったキービジュアルの作成

    早速、「Midjourney 」と 「Runway Gen-3 Alpha に「アルパカの姿をしたおにぎり」といったシンプルなプロンプトを入力してみました。

    すると、それぞれのAIが個性的な画像や動画を生成してくれました。

    Midjourney Prompt:

    phone photo of Alpaca-shaped rice balls ,posted to reddit 2010 –stylize 0 –ar 16:9

    Midjourney では、スマホで撮影したような手作り感のあるおにぎりの画像を生成。Runway Gen-3 では、アルパカおにぎりのマスコットがキッチンで踊る動画を生成しました。

    これらの素材を組み合わせれば、クオリティの高い作品になると思い今回のCM風動画制作がスタートしました。

    (3) SunoAIによる楽曲制作

    CMに最適なBGMを制作するために、AI作曲ツール「SunoAIを採用しました。SunoAIは、入力した歌詞と音楽スタイルに基づき、AIが自動で作曲を行うサービスです。

    AI作曲の大きな特徴は、短時間で質の高い楽曲を多数生成できる点にあります。
    SunoAIでは、1回の作曲で2~4分程度の楽曲が生成されますが、現状ではAI音楽は部分的な微調整が難しいという側面もあります。
    そこで今回は、生成された楽曲の中から特に優れた約22秒の部分を抜粋し、動画のBGMとして採用しました。
    AIが生成する楽曲の中から特に優れた部分を見出し、部分的、効果的に活用することで、AIを使ったクオリティの高い動画制作を実現できます。なお、SunoAIに入力する歌詞は、リズムを意識して作成するとAIが独自に優れた楽曲を生成します。

    歌詞:
    アルパカアルパカアルパカおにぎり
    にぎってにぎって ぱっかぱっかぱっか(パカッ)
    アルパカアルパカアルパカおにぎり
    ぎゅってぎゅって おいしいね(ぎゅっ)

    (4) Runway Gen-3 Alpha と Pika による動画カットの作成

    「アルパカおにぎり」を映像化するにあたって、今回は最新のAI動画生成ツールであるRunway Gen-3 AlphaPikaを活用しました。

    Runway Gen-3 Alphaは、テキストから高画質の動画を生成できるAIツールです。
    「アルパカ姿のおにぎりが踊っている(Dancing Alpaca-shaped rice ball)」といった指示でも、イメージに近い動画を生成してくれ、これまで表現が難しかったイメージも容易に映像化することが可能になりました。

    ですが、現状は画像を動画化することができません。

    そこで、今回は動画生成AIのPikaを併用しました。
    Pikaは、画像を動画にすることができるAIツールです。

    Runway Gen-3の一貫性のある優れた動きに合わせて、足りない部分をMidjouneyとPikaで作った動画で補うことで『静と動』のバランスをとりました。これで全ての素材が揃いました。

    (5) 編集作業:AI動画のランダム性を活かす

    AI動画は、同じプロンプトを入力しても同じものが生成されるとは限りませんし、望み通りに動くとも限りません。そのため、制作工程では、まずAIに多数の動画を生成させ、その中から使えそうな部分を抽出して編集作業を行うという流れになります。足りない場合は再度生成して補うこともありますので。生成作業の段階では多めに長めに作っておくと、編集をスムーズに行うことができます(※AIではどのような生成が行われるかランダム性が高く、この編集段階で最適な表現を探ることも多くなります。予定していたよりクオリティの高い動画ができればそれを中心に組み直すことも、逆も然りです)。
    今回は、5秒や10秒の動画素材の中から、特に質の高い2~3秒程度のシーンを厳選し、それらを音楽に合わせて繋ぎ合わせることで、約22秒の動画ができました。最後にナレーションと簡易なキャプションを加えてCM風動画の完成です。

    いかがでしたでしょうか。

    以上、全工程で1時間程度でした。

    こちらの動画の公開から1週間現在でのX上でのインプレッションは3万件です。

    実際に地上波等のテレビCMでキャッチーな楽曲やCGを使ったコマーシャルフィルムの製作ですが、

    参考資料:テレビ朝日さん https://www.tv-asahi.co.jp/ex/sales/column/cm-cost/

    今後は、生成AIのプロの広告代理店や、動画制作者、マーケティング企画担当者が直接、AIツールを学んだり、生成AIツールによるプロのクリエイティブの作り手ととともに、より一層クオリティを高めた作品を制作する時代がやってくるかもしれませんね。

    「アルパカおにぎり」のような「知られざる人気」をすばやくとらえて、「AIでしかできない、不可能な絵作り」を可能にしつつ、今回のようなキャッチーで楽しい楽曲のベースを作りつつ、実際にアーティストさんに歌ってもらった方がいいところや、CGで作った方がいいダンスシーンなどの効果を見積もりながら、作っていけるところが利点になりそうです。

    生成AIクリエイティブのご相談は AICU Visual Communication事業部までどうぞ
    https://corp.aicu.ai/visual

    書籍「画像生成AI Stable Diffusionスタートガイド」も人気です

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