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  • 新ドメイン「AICU.jp」のおしらせ

    新ドメイン「AICU.jp」のおしらせ

    2024年12月17日、「つくる人をつくる」をビジョンに「わかるAIを届ける」を続けてきたAICUが、新たなドメイン「AICU.jp」で活動を開始します。

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    2つの「AICU」でパワーアップ!!

    2023年7月24日に米国企業として創立したAICU Inc.と2024年11月11日に日本企業として創立したAICU Japan株式会社は独立した企業体として活動します。

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    今後、AICU Inc. (本社・米国サニーベール/CEO Akihiko SHIRAI, Ph.D)は、
    国際企業連携、Kindle、日本企業やAI時代のクリエイターの海外進出支援を中心に、ライツ管理、ライセンシングを担当します。
    Amazon/Kindleを中心に展開している出版事業は変わらず「AICU media」となります。

    新生「AICU Japan株式会社」(本社・港区)は、50万PV・1,200フォロワー・年間365本、連続投稿200日を超えるnoteでの記事開発をより強化し、クリエイティブAIによって企業や大学、公共のDXを推進する「AIDX事業」、AIキャラクターやAITuberなど「AI-IP」事業、そして検定試験やスキル認定などを行う「Cert事業」を担当します。

    「つくる人をつくる」AI時代のクリエイターの育成を強化

    既存のnoteや出版事業は便宜上「AICU編集部」と呼び、編集長は代表であるしらいはかせ(白井暁彦)が担当し、コラボクリエイターの増強や、資金調達、採用活動を強化し、いままで以上に品質高くAICUのビジョンである「つくる人をつくる」を実行してまいります。

    従来よりご協力いただいてきたコラボクリエイターの皆様には、今後も変わらず、また、より活躍の場を創出すべく、メンバーシップの強化、コンテストやワークショップ、ギャラリーイベントや展示会といった「単なる知識獲得ではない」コミュニティ醸成機会の開発、国際イベントへの出展、上映、発信支援といった形で応援してまいります。

    https://ja.aicu.ai/aicu-siggraph-asia-20241204

    新ドメイン「AICU.jp誕生」

    2023年10月より、日本最大のブログサイト「note」にて運用してきた AICU media(note.com/aicu)ですが、これまでの記事を継承する形で今後はAICU Japan株式会社が、新ドメイン「aicu.jp」にて運用をいたします。過去記事は自動でリダイレクトされ、読者の皆様への影響は軽微でありますが、より短いURLで、読者の皆様にアクセスしやすくなることを心がけていきます。

    既存の商品群はAICU Inc.で継続

    Kindleおよびペーパーバックで配本中の月刊誌「AICU Magazine」をはじめ、『SD黄色本』で親しまれている「画像生成AI Stable Diffusionスタートガイド」(SBクリエイティブ刊)は国際出版プロジェクトとして複数の言語での翻訳版が準備されています。生成AIブームの火付け役となった英国「Stability AI」や、クリエイティブ学習メディアの注目企業・韓国「Coloso」とのコラボレーション成果である「生成AIクリエイティブAICU」の3本のラーニングメディア番組「超入門:Stable Diffusionではじめる画像生成AI」、「初級者:広告企画から動画制作までのプロセス」、「ComfyUIマスター:カスタムノードとアプリ開発」は、おかげさまで大きな反響をいただき、多くの方から感謝やフィードバックをいただいております。

    国際連携では2024年12月16日から応募開始した国際AI映像制作コンペ「Project Odyssey」に公式スポンサーとして参加しており、日本からのクリエイターの応募を支援させていただいております。

    https://aicu.jp/n/ne4456e0ed64a

    今回の新ドメインでの noteブログ展開は、既存のAICUファンの皆様の利便性を損なわずに、より多くのユーザーにとって、柔軟かつ品質高く、先進的なサービスを提供しやすくする施策となっております。

    新サービスの開発も進行中

    読み物メディア中心で展開してきたAICUですが、新ドメイン「AICU.jp」でのサービスは note をさらに活用し、ファンの皆様のご期待やお悩みに答えられるような価値あるサービス、商品、イベントをスピード感速く開発してまいります。
    AIDXとは「AIによるDX」というAICUの造語ですが、LINEやDiscord, Difyを使ったチャットボット開発、AIキャラクター運用、クリエイティブAIサービス、大学・自治体・企業等の社内教育、PoC開発や研究開発戦略や、映像制作・漫画・広告や出版、イベント、ワークショップ開発など、既存のIT産業だけでは解決しない「AI+プロフェッショナル」の情報メディア、コンテンツ生成マネジメント、イメージングソリューションを展開していきます。

    https://ja.aicu.ai/gammamy-20241011
    https://ja.aicu.ai/comfymaster30-aws-20241105

    日本のパートナー企業との連携を促進

    AI時代のオープンソースソフトウェアを活用するクリエイティブAI分野の世界的なリーディングカンパニーとして、成果物もオープンに、多様なパートナー企業と連携できるよう、AIラーニングメディアのOEMや提携、ソリューションの導入支援やブランディング、パートナー企業との連携も積極的に行ってまいります。

    https://ja.aicu.ai/sora-20241214

    イベント等の掲載依頼などはこちらで承っております。

    https://ja.aicu.ai/aicu-20241121

    お問い合わせは X@AICUai のDMまでいただけましたら幸いです。

    以上、お知らせとなります。
    今後とも宜しくお願いいたします。

    AICU Inc. / AICU Japan株式会社  社員一同

    #AICU #AI #生成AI  #AIとやってみた
    #画像生成AI  #画像生成 #Stabilityai

    Originally published at https://aicu.jp/ on Dec 16, 2024.

  • 「なんかいい展」開催レポート

    「AIの現物展示をしよう」
    「なんかいい」という、「曖昧で深い言葉」、なにか心に引っかかる。
    6人のAIイラストレーターが集まって、「なんかいい展」が2024年10月26日に開催されました。
    「つくる人をつくる」をビジョンにするAICUでは開催を応援する意味で、参加クリエイターにロングインタビューを実施しました。
    各クリエイターの作品や、次回の開催についての情報もあり!
    最後まで味わってお読みください。

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    展示会場の様子 (左: Sentaku さんの作品 / 中: Naf / 右:高高度墜落 さんの作品)

    参加クリエイター3名に1時間半のロングインタビューを実施しました。

    「なんかいい展」

    AI illustration group exhibition “kind of like ******”
    東京の門前仲町で、2024年10月26日に1日だけ開催されました。

    いままで大きな企業や展示会でしか企画されていなかったAI画像祭といった企画を「最初はミニマムに」ということで深川ガレージさんをお借りして小規模に実施したかった、ということです。
    素敵なウェルカムボードをご紹介。

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    ”なんかいい”って、曖昧なようでいて、実は深い言葉だと思いませんか?
    はっきり言えないけど、なぜか気になる、なにか心に引っかかる。
    でも、だからこそ価値がある。
    今回は6人のイラストレーターが、この”なんかいい”をテーマに、
    それぞれの視点で新しい感覚を探求しました。

    AIが作るアートに価値はあるのか?
    人間の創造性を奪うのでは?
    AIに魂はないのでは?

    そういう疑問の声もあります。
    けれど、私達はこう考えます。
    AIアートは、人間が想像しなかった視点を提示してくれる。
    偶然が生む美しさや、予測不可能な世界が広がっている。
    それが今の時代に生まれる新しい「なんかいい」かもしれません。

    この展示で、あなたの心にも”なんかいい”が見つかることを願っています。

    【メンバーの紹介】

    集まったメンバー6人は、Sentakuさんの呼びかけにより、SNSもしくはdiscordコミュニティで集まってくれたそうです。

    Sentaku(せんたく) さん

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    Xアカウント:@sentakusound
    https://x.com/sentakusound

    廃材 さん

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    Xアカウント:@haiz_ai
    https://x.com/haiz_ai

    marukichi(まるきち) さん

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    Xアカウント:@marukichi667944
    https://x.com/marukichi667944

    ☆今回のインタビューに参加できなかったメンバーさんからは、メッセージ・プロフ、作品展示写真をご許諾とともに頂いております。

    Naf さん

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    アカウント:@naf_aiart
    https://x.com/naf_aiart

    【Naf】
    初めまして、Nafです。
    AIを使ってイラストを生成しています。

    少女というキャラクターを通して
    その場の空気や温度を感じられるような
    作品を作りたいと思っています。

    人には色々な感情があって
    背景には必ずその理由があります。

    皆さんの目に触れた時に
    心に残る何かがあれば幸いです。

    高高度墜落/kkdfall さん

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    アカウント:@kkdfall
    https://x.com/kkdfall

    【高高度墜落/kkdfall】
    aiをツール化したい墜落さんです。あの日見た景色から落下しています。
    日常の少し隣にある瞬間を捉えたいと考えて取り組んでいます。

    Takoyama さん

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    アカウント:@takoyama9zo
    https://x.com/takoyama9zo

    読者のみなさま、はじめましてTakoyamaです。
    私は色彩とアルゴリズムの交差点に身を投じ、コードと創造が交わる場所で美しいなにかを見たいと願い、日々模索しています。
    AIが考える命の美しさが何かの拍子に現れたらいいなと考えています。

    【どうして「なんかいい展」を開催したの?】

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    (看板)

    ――インタビュワーのAICU media編集長・しらいはかせ です。このたびは「なんかいい展」のご開催おめでとうございます。まずは普段どんな活動をして、何を考えているのか、また何故「なんかいい展」を開催したのかについてお聞かせください。

    Sentaku「みんなに会って話したい」

    ――今回のグループ展の発起人となったSentakuさんですが、どういうモチベーションだったのでしょうか。

    Sentaku:ふだんはテレビ業界のサウンドデザイナをしています。けっこうAIは、この仕事と近いところがあって、自分は「サウンドデザイナーをしているけど楽器はできない」という人材なんです。AIでイラストレーションを作っていくのもとても似ているところがあって。仕事はいつもクライアントワークなので「自分を表現するところが欲しい」とおもってAIアート活動をはじめました。最近は「みんなに会って話したい」、「コミュニティとしてみんなに会ってみたい」と思って企画しました。

    ――その芽生え……。なるほど興味深いです。楽器とかも結局そうなんですよね。演奏するっていういわゆる演奏家の人がいたとしても、楽器を上手に扱えるか 扱えないかみたいなところの軸も当然あるし、さらにそのお客さんに対しての「商品性がある演奏」とか「楽曲などがやれるかどうか」みたいなところの軸もあって……。運よくそのテレビ業界で生業になり糧なりを得ているんだけれども、やはり「表現したい」、「自分の考えたことを表現したい」と思った、と。道具を使いこなして演奏するみたいなところから、画像生成 AI の演奏家として、ひとりひとりのクリエイターとして成立していて、さらにそれが「他の人たちに会いたい」、「作品を通して人に会いたい」っていうモチベーションに育っていったってことなんですね 。

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    Sentaku さんの作品

    marukichi「自分の好きなものに”手綱”をとってもらう」

    marukichiです。普段はIT系でカスタマーサクセスを担当しています。イラストレーションは我流ですが、画材を使って描いたり、立体造形、工芸などをやってきました。AI画像生成とは MidJourney を2022年夏頃から触っていて、デザイン関係でロゴとかを作ったりして「時短ツール」として使って来ました。いままで作ってきたもの、表現できるようになってきたこともあり、X(Twitter)で公開し始めたのは2023年の7月ぐらい。最初はジャンル問わず出していたのだけど、ここ半年ぐらいは「青とメガネ」にこだわっています。

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    会場の様子 (左: marukichiさんの作品 / 右: Sentakuさんの作品)

    ――「最初はジャンル問わず出していたのだけど」ということなんですが、「AIアートならではのスランプ」みたいなのに入ることってありますよね。なんでも出せちゃうし、みんなとの差も生まれづらいですし。

    marukichi:そうなんです。「自分の好きなものに”手綱”をとってもらう」という感じです。

    ――たしかに、その「好きなものドリブン」って大事ですよね。AICUの所属クリエーター・犬澤某さん(@insbow)も「(個人作品では)オーバーオールを着た犬しか描かない」って言ってシバリを入れてますし、そういう「制約」って、クリエイターにとってはとてもいい挑戦になるんですよね。

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    会場の様子(左: Nafさん / 中央左: 高高度墜落さん / 中央: Takoyamaさん / 右: 廃材さん)

    廃材「”AIイラストレーター”という表現にも、複雑な想い」

    ――廃材さんは、どんな活動をされてきたのですか?

    廃材:AIの流行が始まってすぐの頃は、叩かれがちだったり、著作権問題だったりが、重くありました。
    その中で自分としては「クリエイティブをネットに廃棄していく」というスタンスで活動してきたんです。いわゆる『AI絵師』と自分は違う、「廃材」として。でも『捨てている』というスタンスを取っている反面、魂を込めて作品を作っているので、『どこかの誰かの心に触れてほしい』という気持ちも長く持ち続けてきました。「なんかいい展」というグループ展を通して、それを感じてみたいと思いました。”AIイラストレーター”という表現にも、複雑な想いがあります。

    ――いいですね!とても複雑で、いいと思います!AICU mediaも生成AIでの発信活動を2年ぐらい続けて来ましたが、商品としてパブリッシングを行うメディアによって「AI画像生成を”描く”と表現しない」とか、セミリアル、フォトリアルのみを扱い「イラストレーションを扱わない」といった制約を行ったメディアもあります。でも、社会との対話を作品を通して行いたい、という気持ちが芽生えていく姿はとても尊いですね。

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    高高度墜落さん作品
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    Nafさん作品

    【やってみて、どうだった?】

    「なんかいい展」は「見に来る人もお金がかからないように」ということで、「来場無料、グッズ販売などもなしで」、というコンセプトで実施されたそうです。

    ――制作の過程での苦労などをお聞かせください。

    Marukichi:もともと手でアナログアートをやっていたんです。でも時間がかかるので、だんだん、できなくなってきている。それが「AIでイラストを生成できる」という時代がやってきて、「好きなものをトンマナにしよう」と決めて、最近は「青色と眼鏡」でこだわっています。

    ▼展示1枚目

    ▼展示2枚目

    ――ほんとうに!青色と眼鏡、なんですね。ネットでの反応も共感が多く見られますね。

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    展示された marukichiさんの作品

    ――廃材さんは、”普通のプリントではない作品”なのですね!?

    廃材:アクリルの塗料を使って立体感を加えました。キャラクターの眼の部分など。これは、やってみて、お客さんからも反応が良かったです。

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    立体的な質感を持つ廃材さんの作品(スタッフ撮影)

    ――廃材さん、いかがでした?社会に自分の物としての作品を発信してみた、ということなのですが。

    廃材:ホント、一人ではできなかったと思うので、Sentakuさんには感謝です。

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    Takoyamaさん作品

    【お金、どれぐらいかかりました?】

    ―― 来場無料で開催されているのですが、クリエーター側はどのような費用感なのでしょうか?

    Sentaku:ひとりおよそ2万円ぐらいかかっていますね。ギャラリーの場所代が6万円、印刷費用はA2サイズが1枚5,000円、といったところです。

    ―― ギャラリーも大判印刷もけっこうかかりますからね……。ちなみに印刷所についてもお聞きしていいですか?

    Sentaku:今回は「ソクプリ」さんですね  https://www.ooban-senmon.com/

    廃材さん:私は実はたくさん失敗しているので、もっとかかっていますね。

    ―― ああ~!でもそれってたぶん「上手になっても何度もプリントして品質あげちゃうやつ」ですよね……僕も写真出身なのでわかります……!!!

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    廃材さんの作品

    やってみる前は「不安」、やってみたら「みんなあたたか」。

    ―― 来場された方々の反応はいかがでしたか?

    Marukichi:一言でいうと、やって見る前は「不安」、やってみたら「みんなあたたか」、という感じです。来場された方々にも、画像生成でイラストレーションを作っている方々も多くいらっしゃって、「こうやってます」と、変に自分を隠す人もいないし、むしろ「アピールされた」という感想があります。作ってる中の人のことを聞きたい、みんな「やりたい人はたくさんいるんだな」、それを肌で感じました。

    ―― それはおもしろいですね(笑)

    Sentaku:AIアートに対する批判もあるかと思ったのだけど、「なんかいい」に共感する方、共通することが多くて。これこそがアートだと思いました。
    「なんで呼んでくれなかったんですが」とか、「次は声かけてください」とか言ってくださって。それがうれしかった。みんな表現したいんだ、とか「実物を通して伝わったんだ」と思いました。

    ―― 一番大変だった事って何ですか?

    Sentaku「この企画を、とにかく、成立させるんだ!」……これをメインに考えていましたね。全部が初めてだったので。(お客さんが)AIイラストを見た人がどう感じるのか。AIで、デジタルだったものを、物体化してみんなに見せるってことが一番大変だったことかもしれない。

    (僕は仕事柄、AI クリエイターの人たちをたくさん見てるところもあるのですが)ソロでやっている方は「心理的不安」みたいな「まだ同人誌レベルには一般化していないかも」といった不安がある中で、「やる前 、やった後」つまり、やる前は『すげえ 大変だ』と思ったけど、やってみたら『いい話』といったエピソードってありませんか?

    廃材:深川ガレージ(Fukagawa Garage)さんが、ギャラリーの道路沿いに大きな看板を出してくださって……これを見て来場された方々がいらっしゃいました。「開催した」ってことに、価値があると思っています。

    AIアートがギャラリーイベントを通して社会との接点を得る瞬間をみた

    ―― 白井:ネットで出会いようのない人たち、「深川ガレージでしかありえなかった出会い」とか、いただいた意外な感想とか 、あれば。

    Marukichi:サラリーマン、仕事帰り、という感じの方が写真を撮ってふむふむ、という感じで帰っていた。そういうのもいいとおもいました。

    Sentaku:オーナーさんの娘さん(未就学児か小学校低学年ぐらい)が見に来てくれたのが嬉しかったですね。で、「かわいい!」「かわいいけど女の子ばっかり!」って。

    ―― あるあるですね(笑)!女の子じゃないの モチーフにしたらどうなんだろう? みたいな発想はまさに「社会に作品を出してみて初めて気づく新たなチャレンジ」みたいな感じで尊いですね。
    AIアートがギャラリーイベントを通して社会との接点を得ていく瞬間』みたいな……。 

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    会場となった 深川ガレージ(Fukagawa Garage)さん

    Sentaku:プロジェクターを使ってPCの映像を写して…ということもやっていました。その場でNijiJourneyをいじってみたりしてみました。その後、お客さんが「NijiJourneyはじめました」って言ってくれたりもして。

    ―― なるほどそういうワークショップとか需要ありそう。AICUとしてはぜひ 提供したいですね。

    廃材:スクリーンさえあれば、リアルタイムで飾れるわけですよね。AIアートならではの展示方法もありそう。

    ―― さいごに告知等ございましたらどうぞ!

    Sentaku:Sentaku 、廃材、marukichiの3人が「第3回 オオカミの森」展の東京開催にAIイラストを出品します。販売もあります。

    アートで紡ぐ『オオカミ』の新たな物語

    https://forest-of-wolf.crywolves.net

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    🐺第3回「オオカミの森」東京開催🐺
    日時:11/5(tue)~11(mon)
    場所:西武渋谷展 B館5階
    時間:10:00~20:00

    『オオカミ』ってこんなにもカッコよくもあり、愛らしい存在だと知ってほしい!
    そして、日本から姿を消したオオカミが帰ってこれる森を創っていく。
    そんなきっかけになるイベントを目指しています。
    オオカミ好きのクリエーターたちが創る、オオカミ関連のアート、グッズ、雑貨などの作品が一堂に集結するPOPUP。

    おもしろそうな展示会ですね!しかももうすぐ開催ですね!これは楽しみです。

    Sentakuさん、廃材さん、marukichiさん。お忙しいところロングインタビューにご参加いただき本当にありがとうございました!

    AICU mediaは「つくる人をつくる」を応援しています。

    展示会やクリエイティブAIイベントの告知や開催レポートの掲載ご相談・ご出稿はこちらのフォームか、 X@AICUai までお問い合わせください。

    https://j.aicu.ai/pubreq

    ☆こちらの記事はAICU media編集部の方針で期間限定無料配信とさせていただきます

    印刷版「AICU Magazine Vol.6」に収録予定です。
    https://ja.aicu.ai/mag

    もちろん本記事をご購入いただく事は歓迎です!
    ☆シェアしていただいたほうが嬉しいです☆


    この記事の続きはこちらから https://note.com/aicu/n/nb669d5eca8f6

    Originally published at https://note.com on Oct 31, 2024.

  • Google Colab 初手の初手 – GPUいらずでパワフルなAI開発環境を手に入れよう

    皆さん、こんにちは!生成AI時代に「つくる人をつくる」で活動しているAICU media編集部です。
    勉強がはかどる秋の夜長ですね!今回は手法を変えて、画像生成だけでなく、Pythonや機械学習の勉強に役立つGoogle Colabの基本操作について解説していきます。GPUいらず、Gmailアカウントさえあれば無料で利用できるパワフルなAI開発環境を手に入れましょう!

    Google Colabとは?

    Google Colabは、ブラウザ上で利用できるGoogleの無料のPython開発環境です。Googleドライブと連携しており、機械学習やデータ分析などの作業に最適な環境を提供しています。

    Google Colabへのアクセス

    ブラウザで「Google Colab」と検索し、検索結果から「Google Colaboratory」をクリックしてアクセスします。

    https://colab.google/

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    Google Colabのトップページ

    サンプルノートブックの実行

    Google Colabにアクセスすると、最初に「Colaboratoryへようこそ」というサンプルノートブックが表示されます。このノートブックは、Google Colabの基本的な操作方法を学ぶためのものです。

    ノートブックは、コードセルとテキストセルで構成されています。コードセルにはPythonコードを記述し、実行することができます。テキストセルには説明文や注釈などを記述することができます。

    基本操作

    サンプルノートブックで基本的な操作を確認してみましょう。

    1. コードセルの実行

    コードセルを実行するには、セルの左側に表示されている再生ボタンをクリックするか、セル内で「Ctrl + Enter」キーを押します。

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    スクリーンショット:コードセルの実行

    2. 結果の確認

    コードセルを実行すると、その結果がセルの下に表示されます。

    Googleへのログインが済んでいない場合は、Googleへのログインが必要です。

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    3. ランタイムの設定

    Google Colabでは、コンピューターのスペック(CPU、GPU、TPUなど)を選択できます。

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    スクリーンショット:ランタイムの設定

    ランタイムの設定は、ノートブックのメニューから「ランタイム」→「ランタイムのタイプを変更」を選択して行います。

    4. セッションの終了

    Google Colabのセッションを終了するには、ブラウザのタブを閉じます。

    次のステップは…?

    今回は、Google Colabの基本操作について解説しました。Google Colabは、機械学習や大規模言語モデルだけでなく、画像生成AIの学習にも非常に役立つツールです。今後、Google Colabを使って、様々な画像生成AIのモデルを学習していきましょう。

    ここまでの手順はこちらの動画でも解説しております。

    Google Colabも画像生成も学べちゃう 画像生成Lesson(無料動画)

    Google Colabにも公式サンプルやはあるのですが、公式は初心者向けではないかもしれません。特にPythonによる開発環境「Jupyter notebook」に慣れた方であればこちらの基本機能比較が役に立つと思います。https://colab.research.google.com/notebooks/basic_features_overview.ipynb

    「Curated Notebooks」には「ChatGPTとGoogle Geminiの比較」といった玄人ごのみのサンプルもあります。

    https://colab.google/notebooks

    やってみました。
    「日本語英語とフランス語の違い列挙して」

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    上のサンプルの動作確認にはGoogle GeminiのAPIに加えてChatGPTのAPIも必要です(それぞれクレジットカード等の登録が必要になります)。
    ちょっと初心者向けとはいい難いので、やはり無料で試せるStability AIのAPIを使った学習が良いかなと思いました。

    超入門:Stable Diffusionではじめる画像生成AI

    https://j.aicu.ai/coloso1

    Google Colabさえあれば、GPUは不要です!!

    以上、初心者け動画 「#画像生成Lesson」の紹介でした。
    これをみて「これならやれそう…?」という方は、ぜひ上を目指してみましょう。

    「生成AIクリエイティブ AICU」シリーズ
    ■超入門:Stable Diffusionではじめる画像生成AI
    https://j.aicu.ai/AICUXColosoJP
    ■初級者:広告企画から動画制作までのプロセス
    https://j.aicu.ai/ColosoJPXAICU
    ■ComfyUIマスター:カスタムノードとアプリ開発
    https://j.aicu.ai/Coloso3

    Originally published at https://note.com on Oct 29, 2024.

  • 「CGWORLD vol.315」画像生成AIによる表紙メイキング、大公開。

    2024年10月10日発売、CGWORLD vol.315 (2024年11月号)の表紙の制作に、AICU代表・白井暁彦が画像生成AIによるアートを提供いたしました。
    本稿ではその制作の裏側、画像生成AIによる商業出版およびVFX技術の実際の進行とワークフローを紹介したいと思います。

    ★本件は白井個人への依頼制作であり、個人クリエイターとしての寄稿となります。

    デジタルハリウッド大学30周年おめでとうございます。

    https://amzn.to/4dKt3jP

      実は、画像生成は全てStable Diffusion,  Stability AI APIで行っています。

      クレジットをご記載いただきました。

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      本稿ではその制作の裏側を紹介させていただきます。

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      杉山知之学長によるコンセプト解説です。

      1994年年末のデジタルコミュニケーションの夜明けから30年、歴史的な様々なトピックがありましたが、その世界が暮れていきます。だから、夕日をバックに、新たな夜明けを見る方向に向かって座っています。新たな夜明けは、AIと暮らす世界、シンギュラリティ・エラの到来を告げます。表4にキャラクターを乗せるアイデアは白井暁彦先生からです。メタバースなど様々なデジタル空間にパラレルで生きる姿の象徴です。アバターを引き連れて、新たな世界へ行きます(杉山学長)

      ・画像生成AIサービス
      背景・人物:Stability AI API, 主に Stable Image Ultra、Google Colabでの独自開発システムにより生成

      ・プロンプト(一部抜粋)
      背景:hippy style, (photoreal:2), futuristic, orange toned urban sight scene, cyber worlds with a nature fusioned, skyscraper buildings. seed = 59.
      人物:cyberpunk-themed mechanical robotic guitar hero, with a headset, neon-lit circuit tattoos on face, glowing white lines, looking at viewer, smile, passionate 40 years old man, prosthetic hand, with artificial respirator, with a super detailed guitar, color scheme of orange, dramatic orange and white lightings, intense expression, super detailed mechanical design,

      プロンプトによるtext to imageだけではなく、様々な技術を駆使していますが、まずは画像生成以外の制作の裏側を可能な限りで紹介していきたいと思います。

      最新のVFX技術による実写撮影

      まず、この杉山学長は本物、御本人による撮影です。
      2021年にALSを発症された杉山知之先生は、現在、人工呼吸器と車椅子の上で学長業務を遂行されています。

      祝辞などは本人の人工合成ボイスで行われています。

      https://note.com/dhu/n/nb71507b6921a

      筋肉の自由が奪われたとしても、呼吸を奪われたとしても、CG・VFX技術により、3D高解像度アバターや人工合成ボイスによって、人々に礼をして、若き才能を称賛する姿は、勇気を与えます。そう、これはALSという難病だけではなく、我々高度長寿化社会を生きる人生そのものをみているのかもしれないのです。

      人は生きるうえでは、社会とコミュニケーションしていかねばなりません。
      その姿をいかに、楽しいものにしていくか、挑戦の日々が続きます。

      御本人による直接のディレクション

      まず本件は、杉山知之学長自身のFacebookメッセンジャーによるDMによって直接のディレクションが行われました。

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      https://note.com/mojo_sugiyama

      依頼は2024年8月16日17:41に届いたメッセージからはじまりました。

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      左が杉山学長、右が白井です。

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      Google DriveでCGWORLDの表紙レイアウトが届きました。
      間に、だれも、仲介や介在はいません。

      その日のうちに作ったプロト

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      代表的な1枚をお送りしていますが、DriveのURLには専用の画像生成システムから生成した高品質画像が100枚ほど収められています。

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      杉山学長の公式写真をベースにスタイル学習を行い、さまざまなポーズ、衣装、表情、レイアウトのバリエーションを作っていきます。
      シードとプロンプトを固定して、再現性を高く探求しています。

      たとえば1つのファイルを紹介します。

      “S40_PP_neon-punk style….MF0.50.png”というファイル名に、シードや処理の系統、プロンプトの一部が埋め込まれています。

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      Stability AI APIと公式のGoogle Colabノートブックがベースになっていますが、その中の最新APIのなかでも特に高品質な「Stable Image Ultra」と、その公式サンプルが使われています。

      https://platform.stability.ai

      公式サンプルの状態では、画像の保存やプロンプトの探求は難しいので、画像の生成やスタイル学習のサンプルを改造して、以下のような機能が追加されています。

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      ・APIキーの自動参照(セキュリティ機能)
      ・Google Driveへの画像保存
      ・プロンプトの3分割
      ・シードとフィデリティの制御

      テキスト画像生成だけでは制御性の高い画像は作れません。また未来的な雰囲気、杉山先生のヒッピーカルチャー、ギターなど難度の高い要素も盛り込んでいきつつ、画風としても写実性とキャラクターイラスト風を交えていきます。

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      今回、ALSである現実を、そのまま世間にさらしたいという気持ちがあり、車椅子に乗って喉にパイプを通している姿は写真で行きます。 しかし白井先生の生成した人物を見ると、市民全員が高度に発達したVision Proのようなデバイスを付ければ、それぞれの人物が観られたい姿に変容して、相手に見え、誰に観られるかによって姿が変わる世界が可能と感じます。

      (視線入力や呼気式入力装置で、こんなふうに長い文章を打つのがどんなに大変か…)と思いながら、返信していきます。

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      ・デジハリ風オレンジ
      ・表4(裏表紙)にアバターが登場するのもあり
      ・未来の自然と調和した街
      ・現実かメタバースかわからない感じ

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      (信じられてしまった……)

      これはとても大事なポイントではありました。
      人を信じる、作風を信じる、という信じ方はあるとおもいますが
      「感覚を信じる」という点で、バランス感覚や遊びの感覚、かっこよさなども委託されつつも、感覚への信頼・信用が相互にかかってくる感じです。

      遊びつつも、襟を正しつつ、世界観と品質と、心象風景の画像化、共有を繰り返していきます。

      最新のVFX技術による実写撮影

      初期の依頼から10日経過、日々の業務の中でもかなり忙しく制作をしている月末の土日のやり取りです。

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      どうやら撮影手法が珍しいことになりそうです。

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      こんな動画が届きました。

      横浜のスタジオWADAYAさんは、デジハリ卒業生による運営です。
      とてもポップで楽しい感じの動画が、撮影環境を見事に説明してくれていて助かりました!

      WADAYA Studio80 https://wadaya.info/

      ちょうどこの8月末はこんな出来事が並列していました

      https://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/aiandcopyright.html

      https://youtu.be/bD0Kp5PiP8o

      https://note.com/o_ob/n/ne4d9735ab5cb

      会社として編集長としての制作をバリバリこなしながらも、ちょこちょこ個人としての制作や発信も行っているところが読み取れましたら幸いです。

      本制作のワークフローと「裏側のキャラクター」について

      さて、いよいよ本制作のワークフローです。
      詳細を解説していきます。

      最終的な完成品、表4には印象的な未来都市の夕暮れ、そして小さな人物があしらわれています。

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      これは、サイバネティクス技術を駆使して生き生きとエレキギターを演奏する未来の杉山学長アバターです。人工呼吸器、胸のジェネレーター、義手、顔のマスクなどは私の趣味です。

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      このキャラクターにたどり着くまでのプロトタイプも紹介しておきます。

      美しい猫耳をもったビジュアル系ロックバンドのギタリスト。
      ギターのフレットが別次元になっているのですが、全体的に美しい。

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      元気なお年寄り。これも美しいけどなにか違う。

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      逆に若返らせてみたり、

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      ハッスルさせてみたり。

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      杉山学長の意思として「ALSである現実を、そのまま世間にさらしたいという気持ち」と、この美しくて元気なキャラクターたちは、何か方向性が違うことに気づきます。筋肉に指令を出す神経が難病により歩くことも呼吸すらもできなくなるという現実や、70歳という年輪、そして「市民全員が高度に発達したVision Proのようなデバイスを付ければ、それぞれの人物が観られたい姿に変容して、相手に見え、誰に観られるかによって姿が変わる世界が可能と感じます」というメタバースの30年という歴史を振り返って、私自身と杉山先生の30年を振り返ってみました。

      まず描くべきは、世界。

      未来都市のメタボリズム、自然との調和。そしてオレンジ。
      更に私の中での杉山先生に見え隠れする「ヒッピー文化」(私自身が60年代米国文化に憧れがあったのかもしれません)そういったものをまずはプロンプトにして世界を描いていきます。

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      未来の御茶ノ水ソラシティを思い描いたり、

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      自然との調和に重きをおいてみたり、何十枚も生成していきます。

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      そうしてベースラインとして選択された1枚がこちらでした。

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      「水没都市の夕日世界」(S59)

      これで描くべき世界が決まりました。
      作品名は『水没都市の夕日世界』(S59)です。
      「S59」とはシード番号です。同じモデル、同じシード、同じプロンプトで再現性があります。

      仮のレイアウトとトーンを出していきます。

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      ちなみに白井は写真工学の出身であり、白黒写真は高校時代からの積み上げがあります。プロをたくさん輩出した有名な「写真部」に所属し、白黒写真のトーニングやレタッチは3年ほど積み上げがあり、写真作品でちょっとした賞をもらったり、街の現像店を任されるぐらいのスキルはありました。さらにそのバイト代で買ったMacとPhotoshop2.0、2.5、3.0のあたりでデジタルに移行して写真部の仲間からは「異端扱い」されます。それがちょうど30年前の21歳のときに経験した出来事です。漫画を描いたり、ミニコミ誌を作ったり、いまの画像生成AI時代の狂乱に似たようなムーブメントがデジタルクリエイションの世界に起きていました。
      大学4年生のとき、日本バーチャルリアリティ学会設立総会での基調講演で、「デジタルハリウッド構想」をホリプロ所属のバーチャルアイドル「伊達杏子 DK-96」や長野オリンピックでのボブスレーシミュレータなどとともに熱量込めてお話する数学出身の杉山先生との出会いでした。

      https://tachilab.org/jp/addendum/vrsj.html

      まさかその25年後に白井がそこで教鞭をとるとは考えてもいなかったのですが、運命とは不思議なものです。そう、まるで魅力的なバンドメンバーを引き入れていくボーカリストのような杉山先生やその仲間たちを描かねば。
      たとえ使われなくても、リアルだけど、美しすぎず、かつその世界で「わいわいしている」、楽しそうな、コンヴィヴィアリティ※があるキャラクターを描かねば……!

      ※「コンヴィヴィアリティ」については杉山知之先生執筆の「私のコンピュータ文化史 TOKYO1964 – TOKYO2020」という論文を引用しておきます。

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      DNA “Entertainment. It’s Everything!”

      https://school.dhw.co.jp/about/dna.html

      創立から30年。
      開学のころからずっと変わらず伝えていることは『すべてをエンタテインメントにせよ!』ということ。
      受講生・卒業生だけでなく、講師・スタッフのモットーでもあります。
      卒業制作のクオリティはもちろん、1回の授業の組み立て方、就職活動のあり方、卒業後の仕事まで、すべてをエンタテインメントになるまで追求する文化がここにあります。
      「すべてをエンタテインメントにする!」という強い思い。それが世界中で活躍する9万人の卒業生に共通するDNAです。

      https://school.dhw.co.jp/about/dna.html

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      ……と思う存分、遊んでいるように見えるかもしれませんが、実際には大真面目です。しかも激務のさなかです。神奈川県「ともいきメタバース講習会」という障がい者向けクリエイティブワークショップの開発などの現場指揮を行いながらの制作でした。
      全てをエンターテインメントにしないと、やってられないよ!!

      現場撮影用の画像

      さてWADAYAスタジオさんでのLEDディスプレイウォールスタジオでの撮影です。残念ながら白井はワークショップの開発があったので立会はできない日程なので、撮影現場に任せるための素材をお渡しして祈るしかありません。
      3000mm x 1686mmの高輝度高ピッチLEDウォールスタジオを背景に、

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      ここに未来都市を配置して、杉山先生が車椅子でやってきます。

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      専門のライティング担当さんもいらっしゃる。

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      用意すべきはこのレイアウト案を示しつつ、レイヤーを分けた素材もわかりやすく提供する必要があります。しかもスマートに、Google DriveのURLだけでお渡ししたい。

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      Stability AI APIのフル活用

      もともと商用利用できるプロフェッショナル向けAPIでもあるStability AI APIですが、具体的にはこんな使い方もあります。「背景除去」です。

      一見なんということはない「背景除去」なのですが、

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      実はそんなことはありません。
      ウェービーヘアの銀髪は、マスクを切るのがとても大変です。

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      ですが、このマスクは背景除去(Remove background)ですぐに生成できました。もはやPhotoshopよりもGoogle Colabのほうが便利なときもあるのです。

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      さらに印刷原稿を想定して、高解像度化を行っていきます。
      こちらも Stability AIのUpscale機能を使って高解像度化、特にConservative(コンサバ=保守的)なアップスケールを行います。この際は、生成に使ったプロンプトを再利用します。

      hippy style, (photoreal:2), futuristic, orange toned urban sight scene, cyber worlds with a nature fusioned, skyscraper buildings,

      (photoreal:2)とは、Stability AI APIにおける強調構文です。

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      この時点でも高解像度ですが「商業誌の表紙」という、最高品質印刷原稿を想定して、さらにAUTOMATIC1111の Extraを使って高解像度化していきます。

      BG02026-16448×9408.png (186.7MB) という強烈な解像度ですが、ご興味あるようでしたらダウンロードしてみてください。

      全てが終わったのは朝の5時ですね。
      Google DriveのURLをお届けして祈りました。

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      商業誌の制作を「商業政策」と間違えて書くぐらいには疲れていたようですが、「クリエイティブのヤマ」を超えた清々しさが伝わったようでしたら幸いです。

      SD黄色本」で長年お世話になったAUTOMATIC1111の超解像化技術が、最後の最後の品質に貢献したことは特筆に値すると思います。

      全ての画像生成AIの貢献者、オープンソース開発者に感謝を述べさせてください。

      撮影の現場より

      後日談としてWADAYA Studioの和田圭介さんより写真とメッセージが届きましたので紹介させていただきます。

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      特に問題は無いのですが、僕がデジタルハリウッドを卒業しているわけではなく、創立3年目に入社した、元スタッフです。 デジタルコンテンツについては、杉山先生の教えで、この道にたどり着いたので、杉山先生の教え子であることには間違いないと思います(笑) ある意味、スタッフも含め卒業なんででしょうね。 ありがたいことに退職した後も、杉山先生からはいろいろなご相談お声掛けをいただき、20周年の時は、メッセージ映像を撮影し、そして30周年でこのコラボレーションが実現しているのが、何とも感慨深いのです。 デジハリからいただいた、この3人の縁も含めて、それを活かして何かしていかなければいけないなと、再度えりを正しました。 これからが楽しみです!!

      WADAYA Studio 和田圭介さんより

      (テスト撮影のデータから)

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      どう考えても「Entertainment, it’s everything!」なDNAが感じられる会社紹介ですね。今後もよろしくお願いいたします。

      さいごに:画像生成AIの過去と未来と人類のクリエイティビティの1ページによせて。

      以上、1998年からCGの世界、世界のCGを届け続けてきた「CGWORLD」さんの表紙、しかも日本のCG・デジタルクリエイター教育とともにあるデジタルハリウッドの30周年を記録する特集、さらにそれを最新のLEDディスプレイウォールによるインカメラVFXで撮影するための画像生成AIによる世界素材の提供…というクリエイター冥利に尽きる仕事の一部始終を個人ブログ形式でお送りさせていただきました。

      この30年、テクノロジー、デジタルツール、生成AIによって楽になったこともあります。しかし、クリエイターはその効率化によって生まれた時間を余暇に費やすのではなく、制作やクオリティ、そして「不可能を可能にする挑戦」に費やしていきます。その姿勢は30年経っても何も変わらないと思います。

      さらに、画像生成AIは、世界中の画像という画像を食べて育った化け物です。イラストやデザインだけではありません。写真出身の私にしてみれば、「写真表現とは何か」を常に突きつけられてきた30余年です。Stable DiffusionやStability AIのAPIに何か言いたいことがあるひとはたくさんいると思います。しかし世界中のクリエイティブをLatent Spaceに詰め込んで、高品質、かつ高速なAPIを提供し、新たな人類のクリエイティビティに挑戦させていただいて、さらに商業利用可能であるとなると、それはホビーでもなんでもなく、プロのクリエイターとして勝負せねばなりません。
      ローカルのGPUも、APIのクレジットも、糸目なく投じて、きちんとクリエイターとしてCGの歴史に爪痕を残す仕事ができたようであれば幸いです。

      なお、公開当初からのStable Diffusion、そしtStability AIのAPIの使い手としてはこの技術を伝承するために、毎日のように個人ブログやAICU mediaを通して解説を発信していることはお気づきかと存じます。

      さらに、こちらの動画教材としてはColosoからこちらのラーニングメディアで公開予定です。
      ■「超入門:Stable Diffusionではじめる画像生成AI」
      https://j.aicu.ai/AICUXColosoJP

      書籍「画像生成AI Stable Diffusion」(SD黄色本)もおかげさまで好調であり、まだまだお問い合わせやサポートなどを通して読者の皆様と交流させていただいております。

      今後、広告、グラフィックス、ゲーム、漫画やアニメといった分野に画像生成AIは一般的に使われるようになるでしょう。

      その時に、これらの作品は、枯れ葉や土壌のような存在になっている事でしょう。それでいいんだとおもいます。
      でも、クリエイティブAIの使い手として、大事なことは道具や、その使い方だけじゃないんです。
      「おもしろそうだな」「やってみよう」「すごいね」「かっこいいね」「おもしろいね」「もっとすごいものがつくれそう」「ぼくもやってみたよ」そういった「つくる人をつくる」という心に火を付ける活動そのものが、きちんと作品を通して他の人の心に伝わったか?それが大事なんです。

      そしてクリエイターの世界は真剣です。偉かろうが、社会的に立場があろうがなかろうが、上手であったり、美しかったりも大事ですが、それだけではなく、最終的なアウトプットにどれぐらいのピクセルが露出するのか、しないのかといった効率だけでなく、その世界とか、メッセージとか、コンテキストとか、モチベーションとか、恥ずかしがらずに馬鹿になってやり続けることが、とても大事だったりします。

      デジタルハリウッド30周年、「CGWORLD」26周年、おめでとうございます。今日、本誌が物理的に届きましたが、その重さ、厚さ、関わった人の多さとニオイに咽んでおります。今後とも、この分野の皆様のご健勝ご盛栄をお祈り申し上げますとともに、この個人ブログの筆を置きたいと存じます。

      謝辞:ご依頼いただいた杉山知之先生、クレジット、およびCGWORLD本誌に掲載できなかったメイキング公開へのご快諾、また本寄稿へ「CGWORLD」のロゴ利用などご許諾いただきましたCGWORLD編集部の藤井さま、ありがとうございました。
      Stable Diffusion開発チーム、Stability AI APIおよびStability AI Japanの皆様、特にご支援いただいたJerry Chiさん、ありがとうございました。この場をお借りして感謝の意を記させていただきます。

      Thank you to the all of Stable Diffusion development team, Stability AI API and Stability AI Japan, and especially to Jerry Chi for your support. I would like to take this opportunity to express my gratitude.

      AICU Inc. 代表・白井暁彦, Akihko SHIRAI, Ph.D (@o_ob)

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      ▼デジタルハリウッド 創立30周年記念ページ

      https://www.dhw.co.jp/30th

      ▼杉山先生の音楽ブログ「Sound Scape of Mojo」
      画像生成によるカバーアートも見どころですね!

      https://note.com/mojo_sugiyama/n/n600cce7f4b69

      Originally published at https://note.com on Oct 9, 2024.

    1. 【超入門】Stability AI APIの革新的機能(2)Edit APIの活用

      この記事では、Stability AI APの革新的機能「Edit API」について解説します。

      おさらい:プロンプトの文法

      まずはプロンプトの基礎から始めたい!という場合は、
      合わせてこちらの記事をご覧ください!

      「プロンプトの文法」編で、こんなことがわかる!

      • Stability AI APIとは?
      • Stability AI APIの種類と特徴・構成
      • プロンプトの文法基礎
      • [機能紹介] Generate APIとは?
      • [機能紹介] Generate APIよりUpscale機能のデモ

      前回はEdit APIからInpaintとOutpaintを紹介しました。

      Stability AI APIの種類と特徴・構成

      プロンプトの文法」編でもご紹介したように、Stability AI APIの画像生成系の機能は2024年10月現在、4つの機能に大別されています。

      • 「Generate」:いわゆる「TextToImage」です
        • プロンプト(テキスト)によって画像生成を行う
        • 現在6つのモデルが提供されている
      • 「Upscale」:高解像度化
        • ベースとなる画像を入力し、そこにプロンプト(テキスト)で指示を追加し画像生成を行う
        • 現在{Creative, Conservative}という2つのモデルが提供されている(加えて、Standardがcoming soonとして予告されている)
      • 「Edit」いわゆるImageToImageです
        • ベースとなる画像を入力し、そこにプロンプト(テキスト)で指示を追加し画像再生成を行う
        • 現在{Search and Replace, Inpaint, Outpaint, Remove Background, Erase Object}5つのモデルが提供されている
      • 「Control」こちらも いわゆる ImageToImage です
        • ベースとなる画像を入力し、そこにプロンプト(テキスト)で指示を追加し画像再生成を行う
        • 現在{Sketch, Structure, Style}3つのモデルが提供されている(加えて、 Recolorがcoming soonとして予告されている)

      https://platform.stability.ai

      今回扱うSearch & Replace、Erase、 Search and Recolor、Remove backgroundは、このうちの「Edit API」に当たります。

      Edit APIの6つの機能

      Edit APIのAPIリファレンスはこちらから確認できます。

      https://platform.stability.ai/docs/api-reference#tag/Edit

      公式のAPIリファレンスによると、
      Edit機能は「既存の画像を編集するためのツール」です。

      全部で5つのEdit機能が公開されています。

      • Erase Object
        • 画像マスクを必要とする機能です
        • 画像マスクを使用して、元画像の汚れや、机の上のアイテム等の不要なオブジェクトを削除します
      • Inpaint
        • 画像マスクを必要とする機能です
        • 画像マスクを使用して、指定された領域を新しいコンテンツで埋めたり置き換えたりすることで、画像をインテリジェントに変更します
      • Outpaint
        • 画像に追加のコンテンツを挿入して、任意の方向のスペースを埋めます
        • 画像内のコンテンツを拡大する他の手段と比較して、
          Outpaint機能は、元の画像が編集された違和感を最小限に抑えます
      • Search and Replace
        • 画像マスクを必要としない、特殊なバージョンの修復機能です
        • 画像マスクの代わりに、search_promptに置換対象をテキストで指定します
        • この機能は、search_promptに指定されたオブジェクトを自動的にセグメント化し、promptで要求されたオブジェクトに置き換えます
      • Remove Background
        • 画像から前景(背景に対して、手前に位置する要素)を正確に分割し、背景を削除します
        • 結果として、前景を残し、背景が透過された状態の画像が得られます
      • Search and Recolor
        • 画像内の特定のオブジェクトの色を変更する機能を提供します。 このサービスは、マスクを必要としないインペインティングの特殊バージョンです。自動的にオブジェクトをセグメント化し、プロンプトで要求された色を使用して再カラー化します。

      Search & Replace機能とは?

      公式が提供しているGoogle Colabでは次のように例が紹介されています。

      Search & Replace機能サービスは、マスクを必要としないインペインティングの特殊バージョンです。ユーザーは「search_prompt」を使って、置き換えたいオブジェクトを簡単な言葉で特定することができます。 サービスは自動的にオブジェクトを分割し、プロンプトで要求されたオブジェクトに置き換えることができます。

      実際にSearch & Replaceを使ってみよう!

      ここからは、公式が提供しているGoogle Colabを使ってデモを行なっていきます。

      このColabへのアクセス、初期設定の方法は「超入門」編の記事を参考にしてください。

      動画でみたい方はこちら

      https://j.aicu.ai/AICUXColosoJP

      準備:画像のパスの入手方法

      Edit機能を使う際は、Colabに画像をアップロードし、その画像パスを取得する必要があります。

      まずは、画面左側の「ファイルマーク」をクリックします。
      下に示す画像に従って、順番にクリックしていきましょう。

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      次に、操作対象の画像を選んで、アップロードします。

      少し待つと、この三角マークを押して表示される「content」フォルダの中にアップロードした画像の名前が表示されます。

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      ここから先、「画像のパスをペーストします」という工程が何度も出てくるのですが、ここで得られるパスを入力してくださいね
      (つまり、画像を入力として入れる際には、「Google Colab内のこのファイル部分にアップロード後に得られるパス」を入力してくださいね)。

      Erase Object機能とは?

      Erase Objectサービスは、画像マスクを使用して、肖像画のシミや机の上のアイテムなど、不要なオブジェクトを削除します。 マスクは2つの方法のいずれかで提供されます
      (1)「mask」 パラメータ経由で別の画像を明示的に渡す。
      (2)「image」 パラメータのアルファチャンネルから派生させる。

      実際にEraseを使ってみよう!

      ステップ1:マスキング前の画像のパスを取得する

      Inpaintの入力項目に、「image」と「mask」があります。

      • image:マスキング前の画像のパスを入力しましょう
      • mask:マスク画像のパスを入力しましょう
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      まずは、元画像のパスを取得しましょう。
      マスクを必要とする機能を使う場合、マスク画像とピクセルがずれた画像を入力したり、本来の画像とは関係のない部分(画像をGoogle Slideなどに貼り付けた場合の余った余白の部分など)を含む画像を入力すると、マスク画像とうまくリンクせずに画像が揺れてしまうことがあります。
      そのため今回は、Google Slideを使って丁寧にマスクをしていきます。
      まず、今回使うinpaint対象の元画像がこちらです。

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      これをGoogle Slideに貼り付け、「背景」を選択し、黒を選択します。

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      この状態で、ファイル>ダウンロード>png画像 と選択し、画像をダウンロードしましょう。

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      これで、元画像の画像パスが得られました。
      プロンプトの「image」部分に、今得られた画像パスを入力しましょう。

      ステップ2:マスク画像のパスを取得する

      元画像に、Google Slideの機能を使って白い丸を乗せて、マスクしました。
      これはまだ「マスク画像」ではないので、注意してください。

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      次に、先ほどと同じように、背景を黒に設定します。
      重要な工程なので、スキップしないようにお願いします。
      背景が黒に設定できたら、元画像を削除し、黒背景とマスクのみが残る状態にしてください。

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      ここまで完了したら、ファイル>ダウンロード>png画像 と選択し、画像をダウンロードしましょう。

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      これを先ほど同様に、Colab上にアップロードします。画像のパスを取得できたら、プロンプトの「mask」部分に得られたパスを入力します。
      これで、「image」と「mask」に適切な画像パスが入力できました。

      ステップ3:prompt, negative prompt, seedを指定する

      今回は、元画像のドレスを着た女性がもともと「何も持っていない」ところを、マスクした箇所において「一輪の白い薔薇を持っている」ようにEditを施したいと思います。
      そこで、それぞれ次のように設定します。

      • prompt:holding a red white rose
      • negative prompt:ugly, normal quality
      • seed:39(お好みで)

      ここまでで、必要な設定が完了しました!

      ステップ4:いざ、実行!

      さあ、画像を生成してみましょう。
      得られた画像が、こちら!

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      Search and Recolor機能を使ってみよう

      Search and Recolorは新しく登場した機能です。まずはサンプルどおりの結果を見ていただくのが良いと思います。

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      select prompt”chiken”をprompt”green chiken”で置き換えています。

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      つまり、髪色の置き換えなども簡単にできます。

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      Remove background機能とは?

      こちらもサンプルどおりに実行してみます。
      プロンプトは特にありません。自動で背景が削除されます。

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      Google Slidesで背景に文字を打ってみました!

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      以上、Stability AI APの革新的機能、「Edit API」について解説しました。

      みなさんの使いこなしアイディアがありましたら X@AICUai でお寄せください

      こちらの動画ラーニングメディアで詳しく紹介していきます!
      「生成AIクリエイティブ AICU」シリーズ
      ■超入門:Stable Diffusionではじめる画像生成AI 

      https://j.aicu.ai/AICUXColosoJP

      Originally published at https://note.com on Oct 6, 2024.

    2. 【Coloso講座】ComfyUIマスター:カスタムノードとアプリ開発

      Colosoとコラボ製作第3弾

      生成AIクリエイティブ集団 AICU が贈る、ComfyUIマスター講座!
      画像生成AIの最前線を行くツール「ComfyUI」を徹底的に使いこなすための、実践的なオンライン講座が登場しました。

      詳細はこちら
      「生成AIクリエイティブ AICU」シリーズ
      ■ComfyUIマスター:カスタムノードとアプリ開発

      https://j.aicu.ai/Coloso3

      講座の特徴

      • 基礎から応用まで!画像生成に必要なAIスキルを習得:
        初心者にも分かりやすい丁寧な解説からスタートし、徐々に高度なトピックへと進むカリキュラム設計。環境設定から、text2image、image2image、ControlNet、LoRA、API開発まで、ComfyUIの機能を網羅的に学習できます。
      • 実践的なアプリケーション開発を通した技術の応用:
        講座後半では、VFXパイプラインやAPIの利用、LINEチャットボットの開発など、実際のアプリケーション開発に挑戦!学んだ知識を活かして、 すぐに仕事に役立つ実践的なスキルを身につけることができます。
      • 生成AI時代の著作権と倫理、そして今後の展望:
        生成AIを取り巻く法的・倫理的な問題、そして今後の展望について深く考察。AI技術を正しく、責任を持って活用するための知識と実践的なガイドラインを学び、持続的な創作活動を行うための基盤を築きます。

      講座内容

      • 基本的なワークフローの理解と構築
      • 高度な画像生成技術の習得
      • プロンプトエンジニアリングと画像の最適化
      • API統合と自動化
      • 実践的なアプリケーション開発と統合
      • 責任あるAI活用のための倫理と未来予測

      受講対象

      • 画像生成AIに興味のある方
      • ComfyUIをもっと使いこなしたい方
      • AIスキルを身につけて、これからの時代に活躍したい方
      • デザイン、アート、広告など、クリエイティブな仕事に携わっている方
      • 業務で画像生成AIを活用したい企業クリエイターの方

      【講師紹介】


      [早野康寛] DX支援企業「ポノテク株式会社」代表取締役、ChatGPT登場以来、生成AIの情報を追い続け、画像生成AIを中心に実用的な情報発信や社会実装に尽力。

      こんにちは、早野康寛です。DX支援をするポノテク株式会社の代表取締役を務めています。ChatGPTの登場以来、生成AIの情報を追い続け、今は画像生成AIを中心に実用的な情報の発信や、生成AIの社会実装に尽力しています。また、画像生成AIの情報を発信する中で、AICU Inc.と関わりを持ち、ComfyUI連載「ゼロから学ぶComfyUI」に掲載する記事の執筆や、先日、渋谷で開催されたComfy Org公式ミートアップでの発表などを行っています。

      連載「ゼロから学ぶComfyUI」より
      [ComfyMaster20] ComfyUIの高度インペイント技術で自然な髪型変更を実現! https://ja.aicu.ai/comfymaster20-20240920/

      【経歴/受賞歴】
      2024年 Bond University MBA取得
      2023年 Ponotech Inc. CEO
      2020-2021年 数億円のM&Aの売り手側を担当
      2019-2023年 ソフトウェア開発企業にて受託開発のリーダーを務める
      2018年 半導体製造装置の量産化対応を担当
      2013-2016年 海外向けプレス機械の制御設計として活躍

      早野康寛 ポノテク株式会社 代表取締役
      X (Twitter) https://x.com/earlyfield8612

      [白井暁彦] 生成AIクリエイティブ「AICU」代表、AICU media編集長。デジタルハリウッド大学大学院特任教授、エンタメ・メタバース技術研究者、ホワイトハッカー作家。

      こんにちは、白井暁彦です。エンタメ・メタバース技術の研究開発に携わりながら、ホワイトハッカー作家として活動しています。また、デジタルハリウッド大学大学院の客員教授と、デジハリ発の国際スタートアップ企業「AICU Inc.」のCEOを務めています。そして、生成AI 時代に「つくる人をつくる」をビジョンに、英語と日本語、フランス語、プログラミング言語などで、オープンな作家活動を続けています。

      【経歴/受賞歴】
      2023年 デジタルハリウッド大学大学院 特任教授
      2023年 AICU Inc. CEO
      2018-2023年 グリーグループでメタバースの研究開発ディレクター
      2018年 デジタルハリウッド大学大学院 客員教授
      2010-2018年 神奈川工科大学 情報学部 情報メディア学科 准教授
      2008-2010年 日本科学未来館 科学コミュニケーター
      2004-2007年 フランス国立工芸大学ENSAM客員研究員
      2003-2007年 NHK-ES研究員にてバーチャルセット技術研究
      2003年 東京工業大学 総合理工学研究科 知能システム科学にて博士取得
      1998-2001年 キヤノングループで英国リアルタイムグラフィックスエンジンの開発

      【主な著書】
      – 2024年 『画像生成AI Stable Diffusion スタートガイド 』(SBクリエイティブ)
      – 2022年 『AIとコラボして神絵師になる 論文から読み解くStable Diffusion』(インプレスR&D)

      白井暁彦 AICU Inc. CEO / デジタルハリウッド大学大学院特任教授
      X (Twitter) https://x.com/o_ob

      【講師陣のメッセージ】

      早野 康寛: ComfyUIは、コードを書くことなく誰でも簡単に画像生成AIを活用できる、非常に優れたツールです。本講座は、エンジニア、デザイナー、クリエイター、研究者など、さまざまなニーズに対応できるよう設計されています。初心者の方でも、講座を通してComfyUIをしっかりと習得し、思い描いた画像を自由に生成できるようになるでしょう。ぜひご受講ください!

      白井 暁彦: Colosoさんとのコラボ企画第3弾は「ComfyUI」です。ComfyUIを触り始めて約1年。Automatic1111をキャッチアップした「SD黄色本」のときは「まだ早すぎる」という判断があったのですが、画像生成からシステム開発まで広範な内容を動画でわかりやすい教材として開発を進めています。
      もちろんお気づきのように「ゼロから学ぶComfyUI」の連載でのノウハウが生きています。「つくる人をつくる」AICU mediaとともに沢山の方々に応援されているこの連載が、さらに動画ラーニングメディアとして、世界中の方々に「わかるAIを届ける」活動としてお届けできることを嬉しく思います。

      https://note.com/aicu/m/md2f2e57c0f3c

      AICU開発! 本講座だけの特典

      • AICUによるComfyUIの知識が詰まった講座動画24講を期間制限なしで受講可能
      • 講座を通して12個の課題を通してAIスキルを習得
      • 講座で使用するワークフローを含むPNGデータなどの資料を提供
      • 画像生成ワークフロー集
      • AICUのノウハウが詰まったPDF資料を提供

      今すぐ予約して、ComfyUIマスターを目指そう!

      2024/10/5 (土) に販売価格が上がります。
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      さらに、今なら先着100名様限定で、この講座限定で5,000円割引が受けられるシークレットクーポンも使えるみたいです!ぜひチェックしてください。

      【クーポン情報】
      ●割引金額:5,000円
      ●クーポンコード:[AICU3SECRET]
      ●使用期限:9月30日~10月7日23時59分まで

      詳細はこちら

      「生成AIクリエイティブ AICU」シリーズ
      ■超入門:Stable Diffusionではじめる画像生成AI
      https://j.aicu.ai/AICUXColosoJP
      ■初級者:広告企画から動画制作までのプロセス
      https://j.aicu.ai/ColosoJPXAICU
      ■ComfyUIマスター:カスタムノードとアプリ開発
      https://j.aicu.ai/Coloso3


      この記事の続きはこちらから https://note.com/aicu/n/n8d2e6994dac3

      Originally published at https://note.com on Sept 30, 2024.

    3. アカデミー賞受賞監督ジェームズ・キャメロン氏、Stability AIの取締役に就任!

      カリフォルニア州ロサンゼルス 2024年9月24日 – 生成AIのリーディングカンパニーであるStability AIは、伝説的な映画監督、技術革新者、そして視覚効果のパイオニアであるジェームズ・キャメロン氏が取締役会に加わったことを発表しました。この発表は、Stability AIのCEOであるプレム・アッカラージュ氏によって行われました。

      ジェームズ・キャメロン氏は、最先端技術と先見性のあるストーリーテリングを融合させる原動力となってきました。監督、脚本家、プロデューサーとして、映画の限界を押し広げ、「ターミネーター」、「エイリアン」、「アビス」、「タイタニック」、「アバター」シリーズなど、史上最も象徴的で技術的に進んだ映画に命を吹き込んできました。

      キャメロン氏の参加は、Stability AIのビジュアルメディア変革というミッションにおける大きな前進となります。キャメロン氏とStability AIは共に、新興技術と創造性の交差点で活動しています。キャメロン氏のアーティスト中心の視点と、ビジネスおよび技術的な洞察力は、Stability AIがかつては想像もつかなかった方法でストーリーを語る力をクリエイターに与える、新たな機会を開拓し続けることを支援するでしょう。

      Stability AIのCEOであるプレム・アッカラージュ(Prem Akkaraju)氏は、「ジェームズ・キャメロン氏は未来に生きており、私たちが追いつくのを待っている」と述べています。「Stability AIの使命は、クリエイターにアイデアを実現するためのフルスタックAIパイプラインを提供することで、次の100年間のビジュアルメディアを変革することです。ジェームズのような技術と創造性のビジョナリーが、当社の最高レベルに参画することで、この目標を達成するための比類なき優位性を得ることができました。これはStability AIだけでなく、AI業界全体にとって画期的な出来事です」とアッカラージュ氏は付け加えました。「ビジュアルメディアの次のフロンティアは、アーティストとテクノロジーの真の融合によって築かれるでしょう。そしてStability AIはその先頭に立っています。」

      Stability AIのオープンモデルは、世界で最も広く使用されている基盤AI画像モデルであり、世界中のクリエイターと開発者の最大のエコシステムを育成しています。同社のモデルは、オープンソースプラットフォームHugging Faceでも最も人気のある画像モデルです。主力モデルであるStable Diffusionは、1億5000万ダウンロードを突破しました。大手企業を含む数千の企業が、クリエイティブワークフローを強化するためにStability AIのモデルに依存しています。

      LIGHTSTORMの会長であり、Stability AIの取締役であるジェームズ・キャメロン氏は、「私は、信じられないほどのストーリーを語るために、可能なことの限界を押し広げる新興技術を探し求めてきました。30年以上前にCGIの最前線に立ち、それ以来、最先端であり続けてきました。今、生成AIとCGI画像作成の交差点が次の波です。これら2つの全く異なる創造エンジンの融合は、アーティストがかつて想像もできなかった方法でストーリーを語るための新しい方法を切り開くでしょう。Stability AIはこの変革をリードする態勢を整えています。ビジュアルメディアの未来を形作るStability AIのチームであるショーン、プレム、そしてStability AIのチームと協力できることを嬉しく思います。」と述べています。

      キャメロン氏は、Greycroftの共同創設者兼マネージングパートナーであるダナ・セトル(Dana Settle)氏、Coatue ManagementのCOO兼ゼネラルパートナーであるコリン・ブライアント(Colin Bryant)氏、起業家、慈善家、そしてFacebookの元社長であり、執行会長を務めるショーン・パーカー(Sean Parker)氏など、他の新任取締役に加わります。

      Stability AIの執行会長であるショーン・パーカー氏は、「ジェームズ・キャメロン氏は、映画監督としての芸術的ビジョンと、先駆的な技術者としての役割の両方において、伝説的な人物です。彼のような才能を持つアーティストが取締役会に加わることは、Stability AIにとって新しい章の始まりとなります。生成メディアプラットフォームと芸術コミュニティとの間の無限の可能性を秘めた創造的なコラボレーションに、私たちは非常に興奮しています」と付け加えました。

      アカデミー賞を受賞した視覚効果会社Weta DigitalのCEOを務めた後、CEOに就任したプレム・アッカラージュ氏は、取締役会および経営陣と緊密に協力しながら、Stability AIの戦略的方向性を引き続き導いています。

      Stability AIについて

      Stability AIは、人工知能(AI)を通じてビジュアルメディアを変革することを目指すグローバル企業です。現在、Stability AIは、画像、ビデオ、3D、オーディオ、言語のための幅広い生成AIモデルを開発しています。適切な保護対策を講じた上で、これらのモデルはAIにおける透明性と競争を促進するためにオープンに共有されています。Stability AIの主力画像モデルであるStable Diffusionは、AI生成画像の最大約80%を支えるオープンソース画像モデルファミリーです。テキストからオーディオへのウェブアプリケーションであるStable Audioは、最近、TIME誌の2023年のベスト発明の1つに選ばれました。

      ジェームズ・キャメロンについて

      ジェームズ・キャメロン(James Cameron)氏は、カナダ出身の伝説的な映画監督で、技術革新者、海洋探検家でもあります。過去30年間で最も記憶に残る映画のいくつか、「ターミネーター」、「エイリアン」、「アビス」、「トゥルーライズ」、「タイタニック」、「アバター」シリーズを制作してきました。「アバター」は、現在、国内および世界中の興行収入記録を保持しており、世界で29億ドル以上の興行収入を上げています。23億ドルの「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」と22億ドルの「タイタニック」を含め、史上最高の興行収入を記録した映画の4つのうち3つはキャメロン氏の作品です。彼は3つのオスカー、2つのエミー賞、そしてその他数々の賞を受賞しています。

      近年では、原爆をテーマにした新作映画「ラスト・トレイン・フロム・ヒロシマ(原題)」の製作も発表しており、大きな注目を集めています。この作品は、広島と長崎で原爆を生き延びた日本人男性、山口彊さんの実話を中心に据えた作品となる予定です。キャメロン監督は2009年に山口さんと面会しており、山口さんから直接体験を託されたという経緯があります。

      過去20年間、キャメロン氏はビジュアルメディアのための業界を定義する技術を開発してきました。彼は、新しいディスプレイデバイスを考慮して、メディアの消費方法を変革する3Dルネッサンスの先頭に立っています。キャメロン氏はまた、前例のない海洋技術も開発してきました。彼は、2012年にチャレンジャー海淵に潜航したDEEPSEA CHALLENGER潜水艇と科学プラットフォームを共同設計および共同エンジニアリングし、歴史上初めて単独操縦士として地球の最深点に降下しました。

      Based on original article by Stability AI.


      SF映画という映像メディアから世界中の人々の「未来の常識」を開拓してきたキャメロン氏が、今後 Stability AI をスクリーンにしてどのような未来を描くのか、ワクワクが止まりません!AICU mediaも応援しています!

      https://corp.aicu.ai/ja/stability-ai

      #StabilityAI #JamesCameron #ジェームズ・キャメロン

      Originally published at https://note.com on Sept 24, 2024.

    4. [ComfyMaster16] ComfyUIでImage-to-Image(i2i)を始めよう

      「写真の表情を変えたい」、「イラストをリアルな絵画風にしたい」…
      それ、i2iで実現できます!

      こんにちわ、AICU media編集部です。
      ComfyUI マスターガイド」、いよいよ今回から「Image-to-Image(i2i)編」に突入します。
      この記事では、ComfyUIを使用したi2iの基本から応用まで、実践的なステップを踏んで解説していきます。

      前回はこちら。初回はこちら

      1. Image-to-Image(i2i)とは

      Image-to-Image(i2i)とは、既存の画像を入力として使用し、新しい画像を生成する技術です。元の画像の構造や特徴を保持しながら、新しい要素を追加したり、スタイルを変更したりすることができます。

      ComfyUIでのi2iは、通常の画像生成と同じノードの多くを使用しますが、主な違いは入力に既存の画像を使用することです。この技術は、写真の編集や修正、アートスタイルの変換、キャラクターデザインの変更、風景画の変更や拡張など、幅広い用途に活用できます。

      今回は、インペインティングによる表情の変更と、アニメ調からリアル調へのスタイル変換を解説します。

      2. インペインティングによる表情の変更

      では、実際にComfyUIでi2iのワークフローを構築してみましょう。今回は、以下の画像の表情を変えたいと思います。

      画像
      • ワークフローが埋め込まれたPNG画像(webp形式ではなく)とGoogle Colabでの ComfyUI i2i編ノートブックは文末にて提供しています
      • メニューの「Load Default」をクリックし、標準のワークフローをロードした状態にします。モデルはstable-diffusion-xl-base-1.0を使用します。
      画像
      • 次に「Load Image」ノードを追加し、「choose file to upload」から対象の画像をアップロードします。
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      • ウィジェット用で右クリックし、表示されたメニューから「Open in MaskEditor」をクリックします。
      画像
      • マスク範囲を指定するためのキャンバスが表示されます。
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      • 今回は、表情を変更したいので、顔をブラシで塗りつぶします。
      • 「Thikness(ペンの太さ)」「Opacity(不透明度)」「Color(ペンの色)」は作業用のパラメータです。最終画像への影響はありません。
      • その後、「Save to node」をクリックします。
      • 以下のように顔がマスキングされます。
      画像
      • 次に、「VAE Encode (for inpainting)」ノードを追加します。
      • 「Load Image」の出力「IMAGE」「MASK」を、それぞれ「VAE Encode (for inpainting)」ノードの入力「pixels」「mask」に接続します。
      • 「Load Checkpoint」ノードの出力「VAE」「VAE Encode (for inpainting)」ノードの入力「vae」に接続します。
      画像
      • 「Empty Latent Image」ノードを削除します。
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      • 「VAE Encode (for inpainting)」ノードの出力「LATENT」「KSampler」ノードの入力「latent_image」に接続します。
      画像
      • ポジティブプロンプトを「1girl, smile」に変更します。
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      • これで「Queue Prompt」をクリックし、生成を実行します。以下が生成結果です。表情は変わりましたが、周囲との馴染みが若干悪いです。
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      • 生成結果を調整する際は、「KSampler」ノードの「denoise」の値を調整してください。この値を 1.0から 0.9, 0.8,…と下げていくことで、変化の度合いを調整できます。
      画像

      denoise = 0.8

      画像

      denoise = 0.75

      画像

      ※このパラメーターを 0.8 以下にすると、破綻しやすくなるので段階を踏みながら設定していくことをおすすめします。

      細かな制御をしたい場合はVAE Encode (for Inpainting) のパラメータ「grow_mask_by」も操作するとよいでしょう。

      「grow_mask_by」を小さい値にすると、境界線が目立つようになります。

      画像
      画像

      逆に、「grow_mask_by」を大きな値にすると境界が曖昧になります。なお最大値は64です。大きくすると処理時間が長くなります。

      denoise = 0.9, grow_mask_by = 64, seed = 1

      画像

      バッチ生成してみましょう。
      denoise = 0.9, grow_mask_by = 64, seed = 5

      画像

      3. アニメ調からリアル調へのスタイル変換

      先ほどのワークフローを利用し、アニメ調からリアル調へのスタイル変換をします。ワークフローの変更点としては、以下になります。

      • 顔に掛けていたマスクを外します。今回はスタイルを変えるので、画像全体を対象とするためです。マスクの外し方は、「Open in MaskEditor」でマスク用のキャンバスを開き、左下の「Clear」をクリックし、マスクを削除後、「Save to node」をクリックします。
      画像
      • 「VAE Encode (for inpainting)」ノードを「VAE Encode」ノードに変更します。「VAE Encode」ノードは、「VAE Encode (for inpainting)」ノードからマスクの入力が削除されたバージョンです。
      画像
      • 使用するモデルをRealVisXL_V4.0.safetensorsに変更します。RealVisXLは、実写の描写が得意なモデルで、これを利用することでリアル調のスタイルに変換します。以下のリンクからRealVisXLをダウンロードし、「ComfyUI/models/checkpoints」フォルダに格納してください。

      ※ダウンロード済みの場合は選択するだけになります。

      https://huggingface.co/SG161222/RealVisXL_V4.0/blob/main/RealVisXL_V4.0.safetensors

      • ポジティブプロンプトを「1girl」にします。表情は変えないので、smileは削除します。
      画像
      • 「KSampler」ノードの「denoise」を0.55-0.70程度に設定します。ここは、生成結果を確認しながら調整してください。
      画像
      • ここまでの設定で画像生成してみましょう。以下が生成結果です。元画像からスタイルが変わっていることが確認できます。
      画像

      4. 倫理的考慮事項

      i2iの使用には倫理的な配慮が必要です:

      1. 著作権: 他者の作品を無断で使用しない。特にdenoiseを下げすぎると、依拠性や類似性を意図して侵害することになります。
      2. プライバシー: 個人を特定できる画像の使用に注意
      3. ミスインフォメーション: 偽の画像やディープフェイクなど、誤解を招く画像の作成を避ける
      4. 不適切なコンテンツ: 有害や攻撃的な画像の生成を控える

      画像生成AIの責任は生成者にあります。責任ある使用を心がけ、創造性と倫理のバランスを保つことが重要です。

      ▶画像生成AIクリエイター仕草(v.1.0)

      【参考】AUTOMATIC1111での i2i 関連情報はこちら

      https://note.com/aicu/n/n08ebe0637a41

      5. まとめ

      ComfyUIでのi2i技術は、あなたのクリエイティブな可能性を大きく広げるツールです。基本的なワークフローの構築から始まり、パラメータの微調整、高度なテクニックの適用まで、段階的に技術を磨いていくことで、より印象的で独創的な画像を生成できるようになります。

      最後に、AIを使用した創作活動には倫理的な配慮も必要です。著作権や個人情報の扱いには十分注意し、責任ある利用を心がけましょう。

      この記事を参考に、ComfyUIでのi2i探索を楽しんでください。新しい発見や素晴らしい創作の旅が、あなたを待っています!

      次回は、image-to-image編 第2回「Outpainting機能」を紹介します。
      乞うご期待!

      X(Twitter)@AICUai もフォローよろしくお願いいたします!

      画像生成AI「ComfyUI」マスターPlan

      画像生成AI「Stable Diffusion」特に「ComfyUI」を中心としたプロ向け映像制作・次世代の画像生成を学びたい方に向けたプランです。最新・実用的な記事を優先して、ゼロから学ぶ「ComfyUI」マガジンからまとめて購読できます。 メンバーシップ掲示板を使った質問も歓迎です。

      • メンバー限定の会員証が発行されます
      • 活動期間に応じたバッジを表示
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      ゼロから学ぶ「ComfyUI」マガジン

      https://note.com/aicu/m/md2f2e57c0f3c

      マガジン単体の販売は1件あたり500円を予定しております。
      2件以上読むのであればメンバーシップ参加のほうがお得です!というのもメンバーシップ参加者にはもれなく「AICU Creator Union」へのDiscordリンクをお伝えし、メンバーオンリー掲示板の利用が可能になります。

      https://note.com/aicu/membership/boards/61ab0aa9374e/posts/db2f06cd3487?from=self

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      お楽しみ、メンバー向けボーナストラックには、今回のi2iサンプルワークフローが埋め込まれたPNGファイルと、i2i編で便利な Google Colab用 ComfyUI ノートブック(新作)、さらに今回の内容で使った workflowファイルをお贈りします。もりだくさんです!


      この記事の続きはこちらから https://note.com/aicu/n/nfc8eb955e57b

      Originally published at https://note.com on Sept 15, 2024.

    5. 【広告にAIは使えない?】広告の先生×AIクリエイター=「生成AI時代の広告企画から動画制作プロセス」をどうぞ

      こんにちは!AICUコラボクリエイターのぽんずです。
      まだまだ暑いですね!健康に良い飲み物をどうぞ。

      先日、マクドナルドが生成AIを使った広告を展開し、話題になりましたね。「生成AIってすごいけど、リスクもあるの…?」「結局、広告にどう使えばいいか分からない…」そう感じている方も多いのではないでしょうか?

      しらいはかせも言ってます

      超入門: Stable Diffusionではじめる画像生成AI」予約販売開始、おめでとうございます!

      ぽんずも作ってみました。

      「あつあつスープ」という一番関係ない歌をテーマソングに採用したM-CMです。AI広告の可能性を日々探っています。

      先日、AI動画で大きな国際賞を頂いたおかげもあって、色んなお仕事をいただくようになったのですが、実は同時並行でAICUでビッグなプロジェクトに関わらせていただいておりました!こちらです!

      画像

      Colosoオンライン講座「初級者:
      生成AI時代の広告企画から動画制作プロセス」

      Colosoさんから「初級者:生成AI時代の広告企画から動画制作プロセス」というタイトルで動画教材がリリースされます!!!

      生成AIによるCM制作は別の次元へ…

      実は、生成AIによるCM制作は、もう “別の次元” に進化しようとしています。そして、その “正しい使い方” を学べるのが、この秋Colosoで開講するオンライン講座 「初級者:生成AI時代の広告企画から動画制作プロセス」 です!7日後の8月30日についに公開オンライン講座プラットフォーム「Coloso」で公開されます!

      画像

      【6,000円割引クーポン付】事前通知を申請する>> https://bit.ly/3SWscoI

      この講座は、世界が認めた新進気鋭のAI広告クリエイター と 広告業界の受注も発注も経験した映像クリエイティブの先生、そして クリエイティブAIの世界でメディア事業を推進するAICU がプロデュースする、超実用的な初心者向けの講義になります。

      AIを使う人も、これから使ってみたいと思う人も、必見の内容です。

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      野生のAI制作者が先生ふたりに囲まれる図

      藤吉さん(セツナクリエイション代表/AICUコラボクリエイター):
      ビデオグラファー出身のクリエイティブディレクターとして、生成AIは競合になるのかパートナーになるのか危機感を持って眺めてきました。AICUのコミュニティで得た知識で実務でどう扱っていくか研究してきたことをお伝えできる内容になっています。広告会社やプロダクションで働く方、クリエイターとしてお仕事をしていきたい方など様々な働き方をされている方にとって新たな発見を得ることができる講座です。生成AIで新しいクリエイティブの扉を開きましょう!

      しらいはかせ(AICU代表/デジタルハリウッド大学大学院客員教授):
      書籍「画像生成AI Stable Diffusionスタートガイド」を出した頃は『動画生成AIは5年はかかる』と言われていましたが、1年も経たずに実用レベルのサービスが出てきました。これまで画像生成AIクリエイティブの世界で「つくる人をつくる」を推進してきましたが、このたびColosoさんのプロデュースで藤吉さん・ぽんずさんらと新作を公開できることを嬉しく思います。既に「超入門: Stable Diffusionではじめる画像生成AI」という、ファッションやバリエーション広告向けのフォトリアルな画像生成についての入門プログラムを先行して開発しています。本日公開した新作第2弾は、更にそれを動画にしていくプロの動画や広告制作者向けの内容になります。2本セットでお楽しみいただけると最高です。

      実際に私・ぽんずも、AIを使うクリエイターとして広告の先生と一緒に講座制作に携わらせていただきました。おふたりとも優しい語りで一緒に仕事しているとドンドン自分の才能が開発されていく感じがあって楽しいです。 AIを使う目線だけでは絶対に気づけない、広告世界のリアルを肌で感じ、本当に刺激的な経験となりました!

      今、Colosoで講座の事前通知申請を申請すると 6,000円の割引クーポン がもらえますので、少しでも興味がある方は申請だけでもしておいてください!【6,000円割引クーポン付】事前通知を申請する>> https://bit.ly/3SWscoI講座カリキュラムの詳細ページは、7日後の8月30日に公開予定です。

      楽しみにお待ちください。事前通知を申請する>> https://bit.ly/3SWscoI

      以上、お知らせでした!

      関連

      ■【超入門 Stability AI API】「モデルとの対話」実習編。Stable Diffusion 3 時代に知っておきたいプロンプトの新常識

      ■「Coloso」とのコラボ講座「超入門: Stable Diffusionではじめる画像生成AI」を開講します

      https://note.com/o_ob/n/n430a15b8563d

      世界を舞台にAICUが開発「超入門: Stable Diffusionではじめる画像生成AI」Colosoで予約販売開始!!

      Originally published at https://note.com on Aug 23, 2024.

    6. 世界を舞台にAICUが開発「超入門: Stable Diffusionではじめる画像生成AI」Colosoで予約販売開始!!

      生成AIの常識を覆した「Stable Diffusion」の革命から2年…「つくる人をつくる」AICUが世界を舞台に大型新作をリリース!

      クリエイティブAI時代に「つくる人をつくる」をビジョンに活動する生成AIの最先端を走り続けるクリエイターユニオン「AICU」が、Stable Diffusionによる最新・最先端・最高品質の画像生成の基礎から応用までを丁寧に解説するオンライン講座を国際的なラーニングプラットフォーム「コルソ」で開講します!

      ▼ Coloso講座ページはこちら ▼
      https://j.aicu.ai/AICUXColosoJP

      「画像生成AIって難しそう…」

      そんな風に思っていませんか?

      この講座は、AI初心者の方でも安心して学べるよう、AICUが開発した特別なカリキュラムに基づいて構成されています。

      ゼロからスタートし、AI初心者から次の一歩を踏み出すことができるカリキュラムを、Colosoで体験してください!

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      【本講座で得られる3つのメリット】

      1. AI時代の必須スキル「プロンプトエンジニアリング」を基礎から習得
        • 生成AIを使いこなすための「呪文」、プロンプト。高品質、高画質な画像生成が可能になった今、隠されたテクニックは従来とは大きく変わっています。
        • 最新の商用利用可能なStability AI API公式サンプルを使って学ぶことで、 Stable Diffusion 3 時代のポテンシャルを最大限に引き出し、思い通りの画像を生成できるようになります。
        • 単語の選び方や順番といった基本文法から、シードやスタイルといったAPIならではの制御手法、未知のモデルとの対話テクニックなど、2年分のノウハウを体系的に詰め込んだ、先駆者ならではの『勝ち筋』を、入門者からプロフェッショナルに向けて優しく解説します。
      2. Google Colab & Slidesで、コードを書かずに実践的なスキルを習得
        • Google Colab & Slidesで開発された専用ツールを提供。
        • 専門知識不要! 環境構築でつまずくことなく、すぐに実践できます。
        • オープンソースなので改造もカンタン。商用も今すぐできます。
        • APIとツールを使って制御しながらプロフェッショナルな画像を大量に生成する実用的な解説、サンプル、プロンプト集。
        • バーチャルファッションモデル制作や広告バリエーション展開など、 すぐに使える実践的なスキルが身につきます。
      3. 生成AI時代に必要な著作権や倫理に関する知識も網羅
        • AI作品と著作権、倫理的な問題など、知っておくべき重要な知識を丁寧に解説します。
        • 責任あるクリエイターとして、自信を持って活動するための社会基盤としての常識を築きます。
        • 生成AIに関するクリエイティブの倫理課題を人に教えられるレベル、サービスやプロダクトを開発し、契約できるレベルまで高めましょう

      ▼ Coloso講座ページはこちら ▼ 
      https://j.aicu.ai/AICUXColosoJP

      【講座内容】

      • 生成AIの基礎知識
      • Stable Diffusion 3の仕組みと特徴
      • プロンプトエンジニアリング入門
      • Stability AI APIを活用した高度な画像生成
      • バーチャルファッションモデルの開発
      • AI技術を駆使した広告制作
      • AIの活用における倫理と未来予測

      使用プログラム
      [メインツール]
      – Stability AI API
      – Google Colab
      – Google Workspace

      【こんな方におすすめ】

      • 画像生成AIに興味があるけど、何から始めればいいか分からない方
      • Stable Diffusionをもっと使いこなしたい方
      • これからの時代を見据え、AIスキルを身につけておきたい方
      • デザイン、アート、広告など、クリエイティブな仕事に携わっている方
      • 業務的な画像生成AIを体系的に学ぶ必要が出てきた企業クリエイター
      • 新しい技術を学び、自分の可能性を広げたい方

      【AICU開発! 本講座だけの特典】

      • AICUによる画像生成AIに必要な知識が詰まった講座動画25講を期間制限なしで受講可能
      • 講座を通してセミリアルや実写など12点の例題を完成
      • 講座内容に関するPDFデータや資料、Google Slidesで使えるツールを提供
      • 画像生成プロンプト集を提供
      • AICUのノウハウが詰まった講座PDF使用を提供

      AICU Inc. は Stability AIと戦略提携を

      AICU Inc.(本社Delaware州Dover City, カリフォルニア州サニーベール)は、Stability AI Ltd.(本社London、United Kingdom)とのパートナーシップを発表しました。このパートナーシップは、エンゲージメント・レターを通じて正式に締結されており、持続革新的でオープンなAIDX(AI Driven user eXperience)開発、技術広報を提供するもので、生成AI技術の社会的認知と価値向上と市場開拓を推進するコミュニケーションに重点を置いています。
      AICU Inc.は、この提携により、Stability AI Ltd. の生成AI技術の社会的認知と円滑なコミュニケーションのために、advocacy communication service としてコンサルティングサービスと開発者・クリエイター支援・技術広報・PoC開発・クリエイターユニオン構築に協力します。

      2024/1/22 AICU Inc. プレスリリースより
      https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000133647.html

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      https://corp.aicu.ai/ja/stability-ai

      【講師紹介】

      • 白井 暁彦:生成AIクリエイティブ「AICU」代表、デジタルハリウッド大学大学院特任教授
      • RUNO.:生成AIクリエイター

      AIの波に乗り遅れるな!
      今すぐ予約して、未来を創造する力を手に入れよう!

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      ▼ Coloso講座ページはこちら ▼ 

      https://bit.ly/AICUXColosoJP

      カリキュラム

      カリキュラム内容から一部を紹介します!

      SECTION 01:画像生成AIの歴史と現在、今後の価値

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      SECTION 02:環境構築

      Google Slidesだけで使えるオリジナルツールが提供されます!

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      その他、Google Colabを使った最新のデモやサンプルもあります。

      SECTION 03:基礎編[SD3時代のモデル評価とプロンプト探求]

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      最新・最先端・高画質のモデル評価手法をしっかりマスター!

      https://j.aicu.ai/SD3GP

      SECTION 04:Stability AI API の革新的機能

      知らないと損、Stability AIのAPIだけで利用できる革新的な機能。

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      Edit機能を活用した画像加工

      Structureを使ったポージング、構造の制御

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      便利なツールと、初心者向けの対話、デモなどを使ってスキマ時間にギュンギュン学べちゃう構成になっています!

      SECTION 05:応用編 [バーチャルファッションモデルの開発]

      バーチャルなファッションブランドのルックブックを作ってみましょう!

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      卒業制作や研究、企業のプロトタイプとして実践的なワークフローを学ぶ最高のチャンスです。

      SECTION 06:活用編 [広告バリエーションの展開と評価手法]

      広告バリエーションの制作にお悩みではありませんか?

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      旅行代理店の広告制作を通して、画像生成AIを使った具体的な広告バリエーションの制作フローを体得できます。もちろんChatGPTを使いこなすプロンプトも含まれています!

      SECTION 07:法律・倫理・未来

      「画像生成AIって違法なの?」法律だけではありません、生成AIクリエイティブ分野の社会実装でトップランナーを続けてきたAICUならではのノウハウ、国家試験である知的財産管理技能検定に基づいた理解と解説、弁護士とのヒアリングで開発した倫理クイズ、子供でもわかる画像生成AIの「陽の当たる未来」のための重要なポイントを他人に説明できるレベルで体系的に学ぶことができます…!

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      受講生全員に提供:AICUの講座だけの特典

      • AICUによる画像生成AIに必要な知識が詰まった、講座動画25講を期間制限なしで受講可能
      • 講座を通してセミリアルや実写など12点の例題を完成
      • 講座内容に関するPDFデータや資料、Google Slidesで使えるツールを提供
      • 画像生成プロンプト
        1. 講座で生成するイメージのプロンプト集提供
      • 講座資料提供
        1. AICUのノウハウが詰まった講座PDF使用を提供

      豊富な例題を通して学ぶ画像生成AIの基礎!

      1. ゴールの設定
      2. Google Slidesで使える自動スライド生成
      3. Google ColabによるStability AI公式サンプルの動作確認
      4. プロンプトの要素の並びによる生成結果の違い
      5. ネガティブプロンプトの有無による生成結果の違い
      6. APIから学ぶSD3時代のText to Imageモデル
      7. ワードリストを使った多様な表現
      8. Conservativeを用いた作品の高解像度化
      9. Edit機能を活用した画像加工
      10. Structureを使った構造の制御
      11. オリジナルLookbookの作成
      12. 広告バリエーションの制作

      講師紹介

      生成AIクリエイティブ:AICU

      [白井暁彦]

      こんにちは。生成AIクリエイティブAICU代表の白井暁彦です。 エンタメ業界とメタバース技術の研究開発や、ホワイトハッカー作家として活動しており、デジタルハリウッド大学大学院で特任教授を務めております。デジハリ発国際スタートアップ企業AICU Inc.は、生成AI 時代に「つくる人をつくる」をビジョンに英語や日本語、フランス語、プログラミング言語など、オープンなクリエイティブ活動を行っている会社です。生成AIの最先端で研究や作家活動を通して、生成AIの魅力と楽しさをたくさんの人々に届かせるために活動しています。

      [RUNO.]

      こんにちは。生成AIクリエイティブ AICUのRUNO.です。昼間は、ITベンチャーでマーケティング・事業開発・データアナリストとして活動しており、夜は、白井主宰のクリエイティブAIラボ「CAIL」で、クリエイティブAI分野の社会実装を研究する「クリエイティブAI系VTuber」として活動しています。得意分野は、プロンプトエンジニアリングやAIサービス開発、執筆、アート制作、事業企画などです。

      https://note.com/runos_log/n/ncf1843b2a30c

      ▼ Coloso講座ページはこちら ▼ https://j.aicu.ai/AICUXColosoJP

      この講座のポイント

      AI時代の必須スキル「プロンプトエンジニアリング」の基礎を網羅的に学習

      具体的な例題と実践を通して、安定した高品質画像生成のために必要なプロンプトの構造から、最新のテクニックまで、プロンプトエンジニアリングのスキルを体系的に学ぶことができます。また、今後登場するであろう、新しい画像生成AIにも応用可能な、普遍的なプロンプト構築の考え方を身に付けます。

      Google ColabとGoogle Slidesを用いたコーディング不要の実践スキル

      プログラミングの知識がなくても、Google ColabとGoogle Slidesを使用して、画像生成AIをビジネスに応用する方法を学びます。特に、バーチャルファッションモデルの制作や広告バリエーションの制作といった、具体的な例題を通して、実践的なスキルを磨いていきます。

      生成AI時代に必要な著作権や倫理における知識

      生成AIを取り巻く法律や倫理的な問題は法律だけではありません。新たな著作権の理解、クリエイティブの扱い、広告ビジュアルや消費者など受け手の理解、そして今後の展望について理解を深めます。それらを通して、AI技術を正しく、責任を持って活用するための知識と、実践的なガイドラインについて学び、持続的な創作活動を行うための基盤を築きます。

      講座内容: 下記のような内容を学べます。

      • 生成AIにおける基礎知識
        1. 画像生成AIの歴史やStable Diffusionの仕組み、AIにおける今後の展望など、AI技術についての理解を深めるために必要な基礎知識を学ぶことができます。
      • プロンプトによる画像生成の文法
        1. 高品質な画像生成を可能にするためのプロンプトの構造と要素、そして最新のテクニックを体系的に学びながら、プロンプトエンジニアリングのスキルを身に付けていきます。
      • Stability AI APIを活用した高度な画像生成
        1. 公式APIを活用した画像編集や構造制御などを実践的に学びながら、高度な画像生成技術を習得します。その上で、AIの可能性を最大限に引き出し、より複雑で創造的な画像生成に挑戦します。
      • バーチャルファッションモデルの開発
        1. バーチャルファッションモデルを制作する例題を通して学んだ知識を応用し、ファッションブランドのLookbookを制作することで、ポートフォリオとして活用できるレベルの作品制作を目指します。
      • AI技術を駆使した広告制作
        1. AIを活用した広告バリエーションの制作を通して、ビジネスにおけるAI活用の可能性を広げ、実践的なマーケティングスキルを習得します。AI技術をビジネスに活用することで、新たな価値創造とイノベーションに挑戦します。
      • AIの活用における倫理と未来予測
        1. 生成AIを取り巻く法的、倫理的な問題を理解し、責任のあるAI活用を実践するための知識を身に付けます。AI技術の倫理的な側面を理解し、持続可能な社会におけるAIのあり方を深く考察することで、AIの未来を創造する力を養います。
      • 無期限視聴:一回の購入で、期限の制限なく視聴することができます。
      • 最安値:08/31 (土) 販売価格が上がります。

      もうすぐ販売価格が上がる予定です。
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      インタビューを受けました

      生成AIクリエイティブ
      AICUがお話ししたいこと

      Question.01:該当の分野を勉強している方は、どういう部分を一番難しいと思っているでしょうか?また、本講座を通じて、そのような部分をどのように解決できるでしょうか?

      画像生成AIは、日々進化しており、新しい技術や情報が次々と出てきます。そのため、最新情報をキャッチアップし続けること、そして専門用語や技術的な内容を理解することが難しいと感じている方が多いと思います。この講座では、クリエイティブAIニュースメディアとして、クリエイターのための情報を発信する「AICU」が、基礎知識から先端技術、未来予測までを丁寧に解説していきます。また、実習を通して、実践的なスキルを身に付けることができるので、AI技術への理解を深め、自信を持って活用できるようになると思います。

      Question.02:講師さまご自身は、勉強してきた中で難しかった部分、それを解決するためにどのような努力をされてきましたか?

      日々進化し続ける生成AIの世界で、その技術についていきながら、毎日勉強し続けることが一番大切で、難しいことだと思います。私は、毎日ブログを書くことを続けています。日々の仮説検証や、新技術の検証といった積み重ねが、「自分自身の成長」としてしっかりと可視化できます。これは、ChatGPT時代のクリエイターにとってとても重要なことで、単に道具の使い方を学ぶのではなく、新しい技術に対して適応する速度が大きく変わってきます。

      Question.03:アウトプットを形にすることにおいて、大切なポイントは何になりますか?

      アウトプットを形にする上で大切なポイントは、「明確なビジョンと目的意識を持つこと」、そして「それを達成するための仮説と実験する方法論を持つこと」だと考えています。AI技術は常に進化しており、新しい技術や情報が次々と出てきます。何を作りたいのか、なぜ作りたいのか、誰のために作るのか、といった根本的なメッセージにフォーカスを合わせ、それを明確にすることで、ビジュアル制作の方向性を定めることができ、迷いが少なくなると思います。

      Question.04:講師さまがお考えになる、クリエイティブAI分野においての市場性と展望についてお話しください。

      クリエイティブAI分野は、まだ市場が構築されていません。世間には、謎のAIクリエイターがたくさんいらっしゃいますが、この技術を専門的に学べる場があるわけでもなく、多くの方々は、独学で学んでいる状況です。誰でも簡単に、画像を生成できるサービスが普及する一方で、業務的には、超スピードでインパクトのある画像や映像をつくる人々が求められる、専門性の高いプロフェッショナルな分野になっていくと予測します。単に「安く」ではなく、倫理観がしっかりした「学び続ける人」が、体系的な知識と技術を背景に、速度感をもって大きな市場を作っていくと思います。

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      https://bit.ly/AICUXColosoJP

      今後の更新情報や、オトクな情報はメンバーシップ向けに発信していきます。

      【8/24追記!】

      8月30日23時59分まで or 先着100名様限定で、AICUの講座限定で5,000円割引が受けられるシークレットクーポンをいただきました!
      リポストで見れるようにしておきましたのでぜひチェックしてください!

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      この記事の続きはこちらから https://note.com/aicu/n/nd680d8290d11

      Originally published at https://note.com on Aug 23, 2024.