AniFusion最新機能で漫画制作がもっと楽しく!

AniFusionの最新アップデート内容を解説。新コミック制作用キャンバス、簡単コマ割り機能、ストーリー生成機能、FLUX.1モデル搭載など、ブラウザで本格的な漫画制作が可能に。実際の使用例も紹介し、AI漫画クリエイターの可能性を探る。

こんにちわ。AICU media編集部のはねごろうです。
ブラウザだけで本格的な漫画が描ける話題の海外サービス「AniFusion」が、2024年8月11日に更なる進化を遂げたとのことで、アップデート内容をまとめてみました。

https://anifusion.ai

過去のAICUでご紹介した記事はこちらからどうぞ!

    まずは公式から、アップデート内容の紹介です。

    (日本からのユーザーがとても多いそうで)
    日本語サポートも進んでいます!
    とはいえ、「わかるAIを伝える」をポリシーにしているAICU media編集部はもっとわかりやすい解説をお届けします。

    1. ワークスペースタイプの追加

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    今回新たにコミック制作用のキャンバスが追加されました。
    しかも、欧米コミック・日本コミックそれぞれのフォーマット選択も可能となります!

    2. コマ割りが簡単に!

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    パネル上で左クリックをするとEditモードになります。
    表示されている分割アイコンをクリックすると画像のように簡単にコマの分割を行うことができます。

    3. ストーリー生成機能

    ストーリー生成機能が実装されました。「ストーリープロンプト」に日本語でも英語でも入れると画像とフキダシを生成します。

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    右側の操作パネルから、ページを選択するとモデルのプロンプト・ストーリーのプロンプトを入力する画面が出てきます。
    モデルのプロンプトには従来の通り、キャラクターやシチュエーションなどの指示を書き込みますが、今回の目玉はストーリーのプロンプトです。物語の内容を打ち込むことで、セリフも含めて簡単に自動生成されます。

    4. FLUX.1の搭載

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    なんと、FLUX.1が搭載されております。凄い…!

    どうやら内部ではFLUX.1(おそらく[schnell])が使われているようです。
    言語理解能力の高さを生かした最新の実装事例ですね。

    AniFusionではCivitaiで配布されている独自LoRAを使用することは可能ですが、現在はFLUXに対応しているものは殆どありません。
    もし、LoRAを使用したい場合は、FLUXのチェックをOFFにして他のモデルを使用する必要がありますのでご注意ください。

    5. 実際に作ってみた

    編集部では「デルタもん公式LoRA」を使ってデルタもん漫画を作ってみました。

    モデルを選び「Animagine XL 3.1」を選択しつつ、

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    「+LoRAを追加」から

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    このURLを貼り付けます。

    https://civitai.com/models/492694/deltamon-official-version10

    こんな感じに出来上がります!

    デルタもんのLoRAをはじめ、LoRAを生成する手法やその可能性が更に広がりますね!

    https://note.com/aicu/n/ncd46ab0f3286

    「15分で作った(細かいことを気にしなければ 5 分でできます)」
    私の生産性は爆上がりだ

    FLUX.1[dev]も実験されているようです。

    いかがでしたでしょうか?日進月歩で進化を遂げていくAniFusionの今後がますます楽しみになりますね!
    また、手軽に漫画制作を行うことができることから、AI漫画クリエイターが増えていくことも期待ができます。


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    この記事の続きはこちらから https://note.com/aicu/n/nd123231e99c9

    Originally published at https://note.com on Aug 14, 2024.